断熱・空気・光・音・睡眠--住宅性能のその先にある“フローリッシング”な暮らしへ。長野・滋賀・愛知では、2050 STANDARD HOUSEの考え方を体感できる新モデルハウスも順次オープン予定。

2050 STANDARD HOUSE PROJECTは、2026年8月26日(水)、東京・日本プレスセンタービルにて共同記者会見を開催します。本プロジェクトは、住宅性能の向上を「省エネ」や「快適性」の枠にとどめず、健康・美容・睡眠・地域創生といった多面的な価値として捉え直し、2050年に向けた住まいの新しい基準を社会に実装していく取り組みです。会見では、プロジェクト発足の背景と目的、有識者・賛同企業によるパネルディスカッション、全国各地で既にオープンしている、またオープン予定の体験拠点を発表します。
01 共同記者会見 開催概要
日 時 | 2026年8月26日(水)10:30~12:00
会 場 | 日本プレスセンタービル 9階 会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
■登壇者
ウムヴェルト建築総合研究所 主宰 岩前 篤 氏
山形大学 睡眠マネジメント研究センター 副センター長 木村 文雄 氏
株式会社澤村 代表取締役社長 澤村 幸一郎 氏
株式会社三建 代表取締役社長 中澤 博明 氏
興陽商事株式会社 取締役副社長 佐々木 貴史 氏
株式会社サンプロ 代表取締役 青柳 弘昭 氏
一般社団法人 日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会 事務局長 コマツ アキラ 氏
ほか、住宅設備メーカーご担当者(予定)
■会見内容
1. 2050 STANDARD HOUSE PROJECT 発足の背景と目的
2. 有識者・賛同企業によるコメント/パネルディスカッション
3. 「2050 STANDARD HOUSE」をコンセプトとした新モデルハウス・ショールーム体験拠点の発表
4. フォトセッション
02 2050 STANDARD HOUSE PROJECT について

2050 STANDARD HOUSE PROJECT は、全国23社の工務店が参加し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて標準となる住宅を考え、学び、情報共有することを目的としたプロジェクトです。耐震・省エネ・健康・断熱を重視した家づくりを通じて、住まいの新しい基準を社会に実装していきます。
住まいは、時代を映す鏡です。かつて家は、雨風をしのぎ、災害に備え、寒さから身体を守るための場所でした。やがて断熱・気密・耐震・空気環境・省エネ性の進化により、住まいは「生き延びるための場所」から「安心・快適に暮らす場所」へと変わってきました。
本プロジェクトが見据えるのは、そのさらに先--ウェルビーイングのその先です。確かな住環境を土台に、美意識、知性、自然との共生、社会との関係性が重なり、住まう人の可能性がひらいていく。人生が永く、美しく開花していく“フローリッシング”な暮らしを、日本の家づくりのスタンダードにすることを目指しています。
※フローリッシング(Flourishing)=米国の心理学者マーティン・セリグマンが2011年の著書『Flourish』で提唱した「持続的な精神的繁栄」を意味する概念。一時的な幸福感を超え、ポジティブ感情・エンゲージメント・良好な関係・社会的意義・達成/自己実現の5要素が満たされた、人間として最高に開花している状態を指す。
03 体験拠点|全国9カ所(長野・滋賀・愛知に新モデルハウス順次オープン)
2050 STANDARD HOUSE の考え方を、生活者が実際に体感できる拠点です。断熱・換気・空調・水まわり・光・音環境など、暮らしの質に関わる要素を具体的に体験できます。
■ 体験型の新モデルハウス(長野・滋賀・愛知で順次オープン予定)

株式会社サンプロ(長野)「未来基準の家づくり」を信州の暮らしで実現。家族の健康を育み、長く資産価値を保つ住まい。9月26日(土)オープン予定

株式会社澤村(滋賀)2050 STANDARD HOUSE のコンセプトを体現。健康・快適・省エネを高次元で統合したモデルハウス。8月29日(土)オープン予定

株式会社マスターズ(愛知)いい家の、その先へ。空気までコントロールした「住まいで健康をつくる」新しい価値を提供。オープン済
■体験型ショールーム(全国6拠点で開設)

株式会社 ノーブルホーム(栃木)構造・断熱・空気・耐震など「見えない部分」を、見て、触れて、納得できるショールーム。

株式会社 北洲(埼玉)高性能住宅のパイオニアによる体感型施設。日本の住宅の歩みを振り返る年表や2×4工法の魅力も展示。

興陽商事 株式会社(愛媛)四国最大級の体感型ショールーム『KOYO未来住宅研究所』。性能体感ルームや躯体性能を展示。

株式会社 三建(兵庫)完全外断熱工法により、住まいにも住む人の身体にも優しい快適・健康住宅を体感できる。

株式会社 アート建工(鳥取)0℃~2℃の世界で、室内の暖かさを肌で感じたり地震の揺れを体感。暮らしを「体感し納得」することができるショールーム。

竹内建設 株式会社(北海道)とことん北海道にこだわった、断熱最高等級の平屋。道産材や自然素材を活かし、厳しい冬も快適で健やかに暮らせる住まいを体験できるショールーム。
■参画企業:全国23社(2026年8月19日現在/順不同) アイムホーム/ハセガワグループ/マスターズ/家ZOU/SAWAMURA/TRUNK HOME/彩ハウス/サンプロ/ジャーマンエコハウス/タツミハウジング/ノーブルホーム/アート建工/スマイクホーム/坂本工務店/三建/三洋住宅/興陽商事/泉北ホーム/竹内建設/北洲/大建/jigsaw/住家
04 有識者からのコメント

岩前 篤 氏ウムヴェルト建築総合研究所 主宰/一般社団法人 みらい建築・住宅研究機構(HEAT20)理事/一般社団法人 日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会 代表理事/元 近畿大学 副学長・建築学部教授。
住宅の断熱・気密性能を高めることは、単なる省エネの枠を超え、居住者の健康と命を守るための不可欠な社会基盤です。住宅と健康の関係を長年研究してきた立場から見ても、「2050 STANDARD HOUSE PROJECT」が掲げる住まいづくりは、極めて適切で価値ある挑戦だと感じています。またこうした住環境の価値を、新築住宅だけでなく既存住宅の断熱改修にも広げていくことが重要だと考えています。本プロジェクトが、健康を支える住環境を日本の家づくりのスタンダードとして広げていくことを期待します。

山田 秀和 氏近畿大学アンチエイジングセンター 創設者(客員教授)/大阪大学大学院医学研究科 招聘教授/日本抗加齢医学会 前理事長(現理事)/2025年大阪・関西万博 大阪パビリオン 老化評価ディレクター
住まいは、人生100年時代における最大の「抗加齢(アンチエイジング)医療の現場」です。2050 STANDARD HOUSE PROJECT が目指す持続可能で健康的な住環境は、私たちが推進する包括的な若返り科学とも深く響き合います。最先端の住宅技術と医学が融合し、暮らすだけで心身が健やかになる。そんな未来の「美と健康のスタンダード」が、このプロジェクトから日本、そして世界へと広がっていくことを確信し、期待しています。

木村 文雄 氏山形大学 睡眠マネジメント研究センター 副センター長/山形大学工学部 客員教授/一級建築士・博士(工学)/元 近畿大学建築学部 教授
2050年の住まいには、断熱・省エネルギー性能といった基本性能に加え、住まう人の健康や日々の回復を支える視点が、より重要になってくると考えています。特に睡眠は、心身の健康維持に関わる重要な生活基盤であり、住まいの温熱環境、光環境、音環境、空気質などとの関係性が注目されています。本プロジェクトを通じて、快適性や省エネ性だけでなく、人の健康や暮らしの質につながる住環境のあり方が、より広く社会に共有されていくことを期待しています。
※コメントは記者会見に向けて各氏よりいただいたものです。役職はいずれも2026年8月現在。
2050 STANDARD HOUSE PROJECT
プロジェクトサイト:https://2050-standard-house-project.net/