香り×記憶で観光客増を目指す新しい取組み。奈良の地域資源など約10種類の天然精油から調香し開発した香り「奈良の香り」
松田商店(奈良県奈良市中山町140 代表竹本順子)は、奈良の歴史・文化・風景を香りで表現した「奈良の香り」を開発し、2023年1月6日(金)17:00よりMakuakeで先行予約販売を開始します。
何かの匂いを嗅いだとき、それに関連する記憶がふいに蘇ったりする事があります。
それは人間の五感の中でも、香りを感じる嗅覚だけが記憶をつかさどる海馬という脳の部位にほぼ直接的に信号を送ることができると言われているからです。
また、嗅覚は視覚や聴覚に比べて、長い間記憶にとどまるということも証明されています。
松田商店は、香りで奈良の魅力を発信し、さらなる観光客誘致・地域活性化の実現に向けて、「奈良の香り」を開発しました。
調香家監修の下、奈良の吉野檜や吉野杉等の地域資源を含む100種以上の天然精油を準備し大掛かりな香りの開発を開始。奈良の歴史・文化・風景に合うイメージをもつ約10種の天然精油を調香し地域を香りで表現しました。その香りは、「時を聞く」をコンセプトに、忙しく慌ただしい日々を送る現代人に向けて、呼吸を深くし、自分自身と向き合わせてくれる、落ち着きのある香りです。
【奈良の香りイメージ動画】
https://youtu.be/15sCVbuHFlk
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=15sCVbuHFlk ]
【商品の4つの特長】
ポイント1:奈良という地域を香りで表現。呼吸を深くし自分自身と向き合わせてくれる落ち着きのある香り
「時を聞く」をコンセプトに、奈良の 歴史・文化・風景を香りで表現。
その香りは、呼吸を深くし、自分自身と向き合わせてくれる落ち着きのある香りで、 世界的に注目されているマインドフルネス(瞑想)をサポートする香りとしてもご使用可能。
日本の伝統文化(書道・茶道・香道)の中の香道では、「香りは聞く」と表現され、心の中でその香りをゆっくり味わうという意味で使われます。香りで奈良の歴史・文化・風景を聞くという想いを込めてコンセプトを決定。
ポイント2:奈良の吉野檜や吉野杉等、110種の天然の精油から奈良の歴史・文化・風景に合った香りを調香
奈良県の地域資源である吉野檜・吉野杉等、計110種類の天然精油を準備し、1つ1つの香りから連想されるイメージや時間の経過による香りの変化を確認。
110種の香り(連想されるイメージ)から、時を聞くというコンセプトを表現する約10種類の香りを選定・ブレンドして開発されたオリジナルの「奈良の香り」。
110種の天然精油の選択肢やブレンド比率等、何万通りもある組合せの中、それぞれの植物がもつ香りのイメージを捉え、「奈良」をいかに表現するか、時間をかけて開発を推進。
ポイント3:「時を聞く」時間の経過とともに香りの変化を楽しむ
植物の香りには、最初に香るトップノート・時間が経ってから中心になるミドルノート・最後まで残るラストノートがあり、天然の香りではトップノートに柑橘系の香り、ミドルノートには葉や草、花の香り、ラストノートには、 木や樹脂、種子、樹皮が分類される。
奈良の香りでは、それぞれの植物の香りの特性を時間の経過も考慮して調香することで、
1300年前の華々しい天平文化から現在の奥ゆかしき奈良を、変化していく香りで楽しむことが可能。
ポイント4:商品デザインには天平文様を採用
天平文様とは、正倉院宝物に見られるさまざまな文様のことで、地中海世界や西アジアに起源を持つものも多く、奈良時代に唐から日本へと伝えられ、工芸品や織物などにあしらわれていた。
デザインのモチーフとなっているのは、正倉院宝物の「鹿草木夾纈屏風(しかくさききょうけちびょうぶ)」で
山野に遊ぶ鹿のおおらかな雰囲気で、奈良らしさを感じさせてくれる。
【調香家】
石田理恵 氏
奈良県奈良市在住の調香家
年間通じて天然精油の調香教室を開催し、
受講者それぞれに合ったオリジナルの香りを調香し提供している。
河瀬直美の映画の香りや、ギャラリー・雑貨・カフェ「くるみの木」の香りを開発するなど、数々の香りをプロデュースしている。
松田商店の、「香りを通じて奈良を活性化したい」という想いに共感し、プロジェクトメンバーとして参画。
【奈良の香りによる地域活性化の取組】
下記、2つの取組で奈良への観光客増加・地域活性化の実現を目指します。
取組み1:奈良に訪れたことがない方に、香りで奈良の魅力をお伝えする
「一度訪れてみたい」と思っていただき、奈良への初回の観光客を増加
取組み2:奈良を訪れた方に、香りで奈良の景色や体験を記憶に残す
ホテルやお土産物屋等での香りの空間演出を通じて、観光客に奈良の景色や体験を記憶に残し、
その香りをベースにした生活雑貨等の商品展開を通じて、日常の中でその香りに再び触れることによって
その記憶を呼び起こす。
「もう一度訪れたい」と思っていただき、奈良へのリピート客を増加(香り×記憶)
<空間演出の実証試験 2023年1月中旬~2月末>
「奈良の香り」の空間演出による顧客満足体験の実証試験を奈良市猿沢池の「ホテル天平ならまち」、
JR奈良駅構内の「奈良うまいものプラザ」と実施予定。
奈良の香りを空間に漂わせることによる、顧客満足調査、物販スペースでの顧客滞在時間や売上影響等を松田商店と共同で検証。
同施設では、一般消費者も、奈良の香りをご体感可能。
今後、「奈良の香り」をベースに、生活雑貨・スキンケア等の商品ラインナップを順次展開予定。
【先行予約販売】
アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」にて先行予約販売を実施。
2023年 1月6日 17:00 ~ 2023年 2月17日
・商品の発送は2023年4月を予定
・先行予約販売開始後、先着30名は20%オフで商品を購入可能。(精油5ml:送料・税込1,580円から)
(予約販売開始の2023年1月6日17:00から有効なURL)
https://www.makuake.com/project/matsuda-18/
4月以降、松田商店オリジナル商品の既存販路・通販サイトを中心に順次販売開始予定。
・松田商店の既存販路:https://matsudastore.com/shops/
・松田商店の通販サイト:https://matsudanara.theshop.jp/
【松田商店の概要】
屋号:松田商店
創業:1940年
代表:竹本順子
1940年から、奈良市の猿沢商店街でお土産物屋を営んでおりました。 現在は奈良の地域資源を活用した商品の製造・卸売を実施。奈良の薬草の大和当帰葉をオーガニックコーヒーとブレンドしたYAMATO HERB COFFEEなどを関東・関西圏で販売しています。「繋ぎ、紡ぐ」を使命に、地域資源の魅力を、歴史や文化、そこに従事するヒトの物語と共に発信していくことで、 地域資源を未来に継承し、地域社会へ貢献したいと考えております。