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消失した「蕪嶋神社」再建への願い届け!『蕪嶋カウントダウンフェスティバル2016』が、今年も大晦日に開催決定!

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11月に神社焼失も再建願う市民の思い募り、開催へ。

 ウミネコの繁殖地で国の天然記念物に指定されている蕪島(かぶしま)で、今年も大晦日に新年を迎えるカウントダウンイベントが開催されます。12月31日(木)23時30分から翌日の元日まで行われる「蕪嶋カウントダウンフェスティバル2016」。毎年恒例となっているこのイベントですが、今回は開催の危機に直面しました。イベントの主会場であり、蕪島のシンボルとして多くの人々に愛されてきた「蕪嶋神社」が、11月5日未明に焼失。心のよりどころとしていた地元市民を中心にショックが広がる一方で、1日でも早い再建への気運も高まり、大晦日の恒例行事開催の運びとなりました。

 蕪島は、東日本大震災後、三陸復興国立公園に指定され、国立公園の北の玄関口でもあります。東日本大震災、火災と逆境を乗り越え、再建への歩みを進めていきます。

【蕪嶋カウントダウンフェスティバル2016】
日時:平成27年12月31日(木)23:30~ 平成28年1月1日(金)
会場:蕪嶋神社境内、駐車場
住所:青森県八戸市鮫町字鮫56(JR鮫駅から徒歩15分、八戸自動車道八戸ICから約30分)
料金:入場無料
内容:蕪嶋神社創建七百二十年干支奉納昇運祈願祭
   蕪嶋神社御輿会の木遣り、カウントダウン花火、歌謡ショーなど
主催:蕪嶋神社奉賛会
共催:鮫観光協会

【蕪嶋神社の歴史】
 蕪嶋神社は、伏見天皇の永仁4年(1296年)に弁財天の尊像御鏡が海中から浮かび上がり、蕪島に祀ったことが由来といわれています。商売繁盛、大漁、子授けなどのご利益があるとされ、年間で10万人以上が訪れる人気の観光スポット。神社が頂に立つ蕪島(面積約1.8ha、周囲800m、高さ17m)は、江戸時代に八戸藩唯一の貿易港・漁港として地元の経済を支え、大正11年(1922年)には島全体がウミネコの繁殖地として天然記念物に指定されました。毎年2月下旬から約4万羽が飛来して繁殖。ひな鳥が飛べるようになる8月上旬ごろまでを蕪島で過ごします。

【火災による焼失、早期再建へ】
 蕪嶋神社は今年11月5日未明、火災に見舞われて木造平屋建ての社殿など約280平方メートルを全焼しました。神社内部のものは多くが焼失するなど被害は甚大で、現在、境内は立ち入り禁止となって廃材の撤去作業などが行われています。長らく地域の人々の心のよりどころであり、平成28年には創建720年、震災から5年の節目を迎えることから、早期の再建へ向けて始動。全国から激励が寄せられる中、宮司や鮫町町内連合会など地元の関係者18人が「蕪嶋神社再建実行委員会」を立ち上げ、再建に向けた取り組みが進められています。八戸市内では、毎週日曜日に地元の方や観光客が多数訪れる国内最大規模の朝市・館鼻(たてはな)岸壁朝市で朝市の出店者や市民団体による募金活動が行われたほか、中心街の横丁では地元の飲食店が売り上げの一部を募金に充てるなど再建へ向けた支援の輪が広がっています。

蕪嶋神社再建実行委員会では、募金口座を開設しています。詳細は公式サイトをご覧ください。
http://kabushimajinja.com

問い合わせ:蕪嶋神社実行委員会事務局 ☎0178-96-3363

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