清掃業界では、清掃作業従事者研修を担う人材不足や教育負担が課題です。一般財団法人建築物管理訓練センターとDC株式会社は、研修内容の均一化と教育水準の底上げを支援する視聴覚教材を共同開発しました。
詳細は以下、Webページをご確認ください。
清掃作業従事者研修用視聴覚教材「KISOKARA」
https://kisokara.online/
KISOKARAサービス紹介動画
https://youtu.be/hv1YNFoWi9E?si=6FR45QQgD4OpZ2Lk

人材育成・教育を取り巻く社会的課題
人材育成・教育を取り巻く環境は近年大きく変化しており、少子高齢化や人手不足の影響から、業界を問わず「教える人材の確保」や「教育にかかる時間・コスト負担」が深刻な課題となっています。
また、教育品質をいかに均一に保つかも、多くの企業が共通して直面する課題です。
こうした背景のもと、法令に基づく研修が求められるビルメンテナンス業界においても、従来型の研修体制の見直しが求められていました。
動画×音声×テストで教育の質を高める視聴覚教材「KISOKARA」

建築物衛生法により、清掃作業従事者(1号登録・8号登録事業者)には7時間以上の清掃作業従事者研修の受講が義務付けられています。一方で、ビルメンテナンス業界では、清掃作業従事者研修講師の確保や清掃作業従事者研修を開催する手間などを背景に、十分な研修体制を構築できていない企業も少なくありません。
こうした課題解決を目的に、一般財団法人建築物管理訓練センターとDC株式会社は、清掃作業従事者研修用視聴覚教材 「KISOKARA(キソカラ)」 を共同開発しました。本教材は、動画・音声・テストを組み合わせることで、集合研修と個人学習の両立を可能にし、研修の効率化と教育の質的な向上を支援します。
実際の教材動画



視聴覚教材「KISOKARA」開発の背景
建築物衛生法に基づく清掃作業従事者研修は、法令遵守の観点からも重要な位置づけにあります。しかし現場では、
- 研修講師の慢性的な不足
- 研修実施に伴うコスト・人員負担
- 集合研修の日程調整の難しさ
といった課題が重なり、研修の実施そのものが大きな負担となっています。 KISOKARAは、こうした課題を解消し、誰でも・いつでも・一定品質で学べる研修環境を実現することを目的に開発しました。
KISOKARAの特長
ナレーション付き動画による分かりやすい学習
- 専門用語や難解な表現も、映像と音声で丁寧に解説。
- 文章理解が苦手なスタッフや初心者でも安心して学習できます。
スマートフォン・集合研修の両方に対応
- 個人学習から集合研修まで柔軟に活用可能。
- 講師手配や時間調整にかかる負担を軽減し、教育実施の効率化に貢献します。
テスト機能で理解度を可視化
- 動画学習後に理解度テストを実施し、学習成果を客観的に把握。
- 個人型学習では、修了者ごとに認定書の発行も可能です。
教材内容(全9章)

KISOKARAは、清掃作業従事者が求める清掃作業の知識向上と技術習得を目的とし、実務に直結する内容で構成しております。
- 建築物の環境衛生(清掃)
- 清掃の基本作業1.(器具の使い方)
- 清掃の基本作業2.(機械の使い方)
- 洗剤と床維持剤
- 建築物内廃棄物処理
- 安全と衛生
- 建築物の機能と品質管理
- 建築物の仕上げ材
- 清掃の応用作業(場所別)
※本教材は、厚生労働大臣指定団体・公益社団法人全国ビルメンテナンス協会発行 「清掃作業従事者研修用テキスト」に準拠しています。
研修プラン・サービス機能

研修講師からの評価
研修講師 K様
清掃作業指導責任者が不在のビルメンテナンス会社様でも、初心者の方が「清掃スキルをしっかり学びたい」という意欲を持って取り組めば、確実に清掃スキルを習得できるよう設計されています。
清掃に関する基礎知識(学科)はもちろんのこと、機械器具の扱いを含めた清掃作業全般の技能についても、丁寧に学べる構成となっております。
清掃作業従事者の指導責任者の育成や清掃スタッフの教育訓練の体制づくりにご苦労されている企業様におかれましては、KISOKARAをご活用頂くことで、清掃スタッフの知識や技能が必ずや向上していくものと確信できる内容となっております。
それが結果として「お客様にご満足いただける清掃サービスの充実」へとつながっていくものと考えております。
研修講師 S様
視聴覚教材KISOKARAを活用することで、建築物衛生法に基づく清掃作業従事者研修の基本内容に加え、各企業が重視する指導ポイントなども効果的に伝えられるツールだと感じました。清掃作業の基本について受講者の理解促進が大きく進むことが期待でき、今後はKISOKARAを積極的に導入し、研修会の満足度向上を図って行きたいと思います。
ビルクリーニング業界でも外国人材の活用が進む中、多言語対応のニーズも高まっておりますので、今後は、ぜひKISOKARAの多言語版も、ご検討ください。
共同開発体制について
本視聴覚教材「KISOKARA」は、建築物衛生法に基づく清掃作業従事者研修を担う一般財団法人建築物管理訓練センターと、ビルメンテナンス会社向けに清掃スタッフ教育・研修コンテンツの企画・開発を手がけるDC株式会社が共同で開発しました。
法令研修の要件を満たしつつ、現場で実際に活用できる実践的な研修環境の実現を目指し、両者の知見を掛け合わせて開発しています。
今後の展望について
本教材の提供を通じて、ビルメンテナンス業界における人材育成の負担軽減と教育環境の整備を進めるとともに、業界全体のサービス品質の底上げに寄与していきたいと考えています。
【本件に関するお問い合わせ先】
DC株式会社 コンサルティング事業部
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西6丁目10番地12号 MMビル7階
TEL: 03-3877-5108
電子メール: sokokara@dccc.co.jp