目標金額300万円で、理想の本屋をつくる
株式会社JGマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤大吾)は、クラウドファンディングプラットフォーム「ShootingStar(シューティング スター)」にて、2013年8月27日より、札幌の地元書店である『くすみ書房』の閉店危機脱却に向けた取り組みのひとつである「奇跡の本屋プロジェクト」の資金募集を開始致しました。
■プロジェクトURL http://shootingstar.jp/projects/188
札幌市厚別区大谷地(おおやち)に店舗を構える『くすみ書房』は、戦後間もない1946年に創業し、雑誌や単行本、文庫本だけでなく専門書も置き、街の本屋として地域に根づいてきましたが、周辺環境の変化により幾度となく閉店の危機にさらされてきました。多くの町の書店が同じ理由で店をたたむ中、くすみ書房は隠れた名作なのに売れない本ばかりを集めた「なぜだ!?売れない文庫フェア」や、悩める若者に励ましの一冊を推薦する「君たちを守りたい」など、斬新な企画を次々と打ち出し、テーマごとに本を並び変えるなど本棚を再編集することで、本に新しい価値を生み出す「提案型本屋」の先駆けとして、危機を乗り越えてきました。
2013年6月、さらなる廃業の危機を、1カ月足らずで約400名集まった支援者の方々のおかげで乗り越えたくすみ 書房は、町の本屋としてこれからも地域社会の人々の暮らしに貢献するために、書架の増強を図ります。まず初めに、くすみ書房が日本で初めて設置した「中学生の本棚」を充実させるための資金を募ります。ご支援いただいたサポーターの皆様には、くすみ書房からのギフトに加え、“奇跡の本屋”の書架作りにアイデアをお送りいただくためのはがきをお送りいたします。名実ともに、サポーターの皆様とともに作り上げる“奇跡の本屋”プロジェクトに是非ご注目ください。
(株)くすみ書房 代表 久住邦晴氏のメッセージ
「本にはすべての答えがあると私たちは信じている。だからあれ読め、これ読めとうるさく言うのだ。つらい時、迷った時、そしてうれしい時、高校生諸君にはいつもそばに本のある人生を歩んでもらいたい」
この願いを込めて、当店は全国で唯一の「中学生の本棚」と「高校生の本棚」がある本屋です。当店が一冊の本に救われたように、本には人生を変える力があります。奇跡を起こす力があるのです。夢も希望も持たず、人生に何も期待をしない子どもたちが増えていると思いませんか。そんな彼らに人生の一冊を見つけて欲しいと願ってやみません。
そのためにはもっともっとたくさんの本が必要です。子どもたちの居場所になるような売場作りも必要です。子どもたちと同じように元気が無く、苦しんでいるお母さん、お父さんのための本棚も一緒に作っていきたいと考えています。
そのために皆様のお力をお貸しいただきたいのです。新たな本の仕入資金と本棚の増設資金、そして運営資金を必要としています。まずは300万円で中学生の本棚が完成します。更に、あと300万円あれば高校生の本棚も完成します。そして、あと200万円あれば「お母さんたちの本棚」が、もう200万円あれば「お父さんたちの本棚」も作ることが出来ます。
こんな奇跡の本屋作りにぜひ皆様のお力をお貸し下さい。どうかよろしくお願い致します。
<プロジェクト詳細>
■プロジェクトURL: http://shootingstar.jp/projects/188
■目標金額:3,000,000円
■募集期間:2013/8/30(金)~2013/9/28(土) 20:00まで
■ギフト(抜粋)
3,000円 くすみ書房のオリジナルブックカバー2種(文庫版)をプレゼント
10,000円 くすみ書房のオリジナルブックカバー4種(文庫、単行本版)をプレゼント
50,000円 くすみ書房から1年間毎月おすすめの絵本をお届けします
300,000円 北海道札幌市のくすみ書房にご招待!
★ 「ShootingStar」とは http://shootingstar.jp/
ノーベル医学生理学賞を受賞された山中伸弥京都大教授や、最高齢でエベレスト登頂を達成した三浦雄一郎氏が資金を募ったNPO向けクラウドファンディングサイト「ジャスト・ギビング・ジャパン」を運営するチームにより2013年 6月12日に立ち上げられたクラウドファンディングプラットフォームです。クラウドファンディングは、現在世界的に注目されている資金調達方法のひとつで、日本においても、東日本大震災をきっかけに多くのプラットフォームが誕生しています。