トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

株式会社ベルテクノ

【住宅修繕の実態調査】修繕の必要を感じた人の65.1%が先送り・断念、58.6%が物価高の影響を実感

このエントリーをはてなブックマークに追加

「まだ生活できる」42.5%、費用負担も42.1%――持ち家居住者478人の住宅修繕調査

「修理したほうがよいのは分かっている。でも、まだ生活できるから急がなくてもいい」
住宅に不具合が見つかっても、すぐには修繕せず、様子を見ながら暮らしている人は少なくありません。
リフォームに関する情報を発信するWebメディア「アンドリフォーム」(運営:株式会社ベルテクノ)は、過去3年以内に自宅の修理・修繕が必要だと感じた持ち家居住者478人を対象に、「住宅の修理・修繕に関するアンケート」を実施しました。
調査の結果、修繕の先送り・断念を経験した人は65.1%に上りました。また、物価上昇が修繕の判断に影響した人は58.6%となり、物価高を理由に修繕を延期・断念した人も41.6%に達しています。
一方、修繕を先送り・断念した理由として最も多かったのは、費用の高さではなく、「まだ生活できるため、緊急性を感じなかった」でした。
今回の調査から、住宅を直したいと思いながらも、なかなか行動に移せない持ち家居住者の実態が見えてきました。
調査結果のポイント
- 修繕の先送り・断念を経験した人は65.1%
- 現在も修繕を先送りしている人は40.6%
- 物価上昇が修繕の判断に影響した人は58.6%
- 物価高で修繕を延期・断念した人は41.6%
- 先送り・断念理由の最多は「まだ生活できるため」の42.5%
- 修繕を検討してから1年以上経過した人は36.6%

65.1%が住宅修繕の先送り・断念を経験

住宅の修繕が必要だと感じた際、どのように対応したか尋ねたところ、最も多かったのは「現在も修繕を先送りしている」の40.6%でした。
「一度先送りした後、修繕した」の21.8%と、「修繕すること自体を断念した」の2.7%を合わせると、修繕の先送り・断念を経験した人は65.1%に上ります。
修繕が必要だと感じた際の対応
- 現在も修繕を先送りしている:40.6%
- すぐに修繕した:23.2%
- 一度先送りした後、修繕した:21.8%
- 自分で応急処置・修理をした:10.0%
- 修繕すること自体を断念した:2.7%
- その他:1.7%

すぐに修繕した人は23.2%にとどまりました。修繕の必要性を感じた人の約3人に2人が、一度は対応を見送っている計算です。
住宅の修繕は、突然使えなくなった設備の交換など、すぐに対応しなければ生活できないケースばかりではありません。そのため、必要性を感じながらも判断を後回しにしやすいと考えられます。
物価高で修繕を延期・断念した人は41.6%

物価上昇が住宅修繕に与えた影響を尋ねたところ、「影響しなかった」と回答した人は41.4%でした。
一方、「修繕を延期した」「修繕を断念した」「工事範囲を減らした」「より安い製品や工法に変更した」のいずれかを選んだ人は、合わせて58.6%です。

物価上昇による住宅修繕への影響
- 修繕を延期した:31.6%
- より安い製品や工法に変更した:13.0%
- 修繕を断念した:10.0%
- 工事範囲を減らした:4.0%
- 影響しなかった:41.4%

「修繕を延期した」と「修繕を断念した」を合わせると、全体の41.6%に上ります。
また、修繕そのものを見送らなくても、「より安い製品や工法に変更した」「工事範囲を減らした」と回答した人が16.9%いました。
物価上昇は、修繕を行うかどうかだけでなく、「どこまで直すか」「どの製品や工法を選ぶか」という工事内容にも影響していることが分かります。
先送り理由の最多は「まだ生活できる」、費用負担も大きな壁に

修繕を先送り・断念した理由を複数回答で尋ねたところ、個別の選択肢で最も多かったのは「まだ生活できるため、緊急性を感じなかった」の42.5%でした。
次いで「修繕費用が高かった」が28.0%、「生活費の負担が増え、修繕に回す余裕がなかった」が26.4%となっています。
修繕を先送り・断念した主な理由
- まだ生活できるため、緊急性を感じなかった:42.5%
- 修繕費用が高かった:28.0%
- 生活費の負担が増え、修繕に回す余裕がなかった:26.4%
- 信頼できる業者が分からなかった:11.5%
- 費用相場が分からなかった:10.9%
- 業者を比較するのが面倒だった:6.1%
- 見積もりを取る時間がなかった:6.1%
- 工事中の生活が不便になると思った:5.9%

なお、「修繕費用が高かった」と「生活費の負担が増え、修繕に回す余裕がなかった」のいずれか一方以上を選んだ人は、重複を除くと201人で、全体の42.1%でした。
「まだ生活できるため、緊急性を感じなかった」の42.5%とほぼ同じ割合であり、修繕の先送りには、緊急性を感じにくいという心理と、費用を捻出しにくい家計事情の両方が大きく関係していることがうかがえます。
今回の調査で修繕箇所として多く挙げられたのは、「壁・天井・壁紙」「外壁」「床・フローリング」などでした。
これらは劣化が気になっても、直ちに生活できなくなるとは限りません。そのため、日々の生活費や教育費、ほかの住宅設備の故障などが優先され、修繕が後回しになりやすいと考えられます。
また、「信頼できる業者が分からなかった」「費用相場が分からなかった」という回答もありました。費用そのものに加え、相談先や適正価格が分からないことも、修繕に踏み切れない要因となっています。
修繕を検討してから1年以上経過した人は36.6%

修繕を検討し始めてからの期間について尋ねたところ、最も多かったのは「1~3年未満」の24.5%でした。
「3年以上」の12.1%と合わせると、修繕を検討してから1年以上経過した人は36.6%に上ります。
修繕を検討してからの期間
- 1か月未満:17.4%
- 1~3か月:21.8%
- 4~6か月:12.8%
- 7か月~1年未満:11.5%
- 1~3年未満:24.5%
- 3年以上:12.1%

「少し様子を見よう」と考えているうちに、1年以上が経過している人も少なくありません。
住宅の不具合は、生活への影響が小さいうちは緊急性を判断しにくいものです。しかし、不具合の内容によっては、放置することで劣化が進み、修繕する範囲や費用が大きくなる可能性もあります。
「直したいけれど、今すぐには動けない」生活者の声
自由記述では、物価高や生活費の負担、緊急性の低さ、業者選びに関する声が寄せられました。
外壁の傷が目立つようになり、浴室やトイレもリフォームしたいが、物価高で余裕がなく先送りしている。

外壁と屋根の塗装を考えているが、物価高の影響で想定より費用が高く、一度見送っている。

修繕費用は高いが、今のところ生活できているため先送りしている。

子どもの教育費にお金がかかり、住宅修繕に回す余裕がない。

業者によって見積金額が異なり、どこに任せればよいのか分からない。

「修繕したいと思っていても、まとまった費用を用意できない」「生活に大きな支障がないため、ほかの支出を優先している」といった状況が見て取れます。
なかには、修繕を先送りしている間に見積金額が上がり、以前よりも工事に踏み切りにくくなったという声もありました。
また、費用を用意できたとしても、適正な価格や信頼できる業者を判断できず、検討が止まっている人もいます。
アンドリフォーム編集部の見解

今回の調査から、住宅修繕の先送りには、「まだ生活できる」という緊急性の感じにくさと、修繕費を捻出しにくい家計事情の両方が関係していると考えられます。
住宅の不具合には、給湯器やトイレの故障のように早急な対応が必要なものがある一方、外壁の色あせや小さなひび割れ、床の傷みなど、修繕のタイミングを判断しにくいものもあります。
生活に大きな支障がない段階では「もう少し様子を見てもよい」と考えやすく、生活費や教育費など、より緊急性の高い支出が優先されがちです。さらに物価上昇による家計負担の増加も、修繕に踏み切りにくくなる一因と考えられます。
また、「費用相場が分からない」「信頼できる業者が分からない」といった情報不足も、修繕を遠ざける要因になっています。
修繕を迷ったときは、すぐに工事するか、何もせず様子を見るかの二択にするのではなく、まず専門業者に住宅の状態と修繕の緊急度を確認してもらうことが大切です。
複数の業者に相談し、工事内容や見積金額を比較することで、「今すぐ対応すべき箇所」と「時期を調整できる箇所」を整理しやすくなります。
まとめ
今回の調査では、過去3年以内に住宅の修理・修繕が必要だと感じた持ち家居住者の65.1%が、修繕の先送り・断念を経験していました。
また、物価上昇が修繕の判断に影響した人は58.6%に上り、41.6%が修繕を延期または断念しています。
修繕の必要性を感じていても、緊急性を判断しにくいことや、費用負担への不安から、対応に踏み切れない人が多いことが分かりました。
アンドリフォームでは今後も、住宅修繕の費用相場や業者の選び方、補助金など、住まいに関する判断に役立つ情報を発信してまいります。

調査概要
調査名:住宅の修理・修繕に関するアンケート
調査対象:過去3年以内に住宅の修理・修繕が必要だと感じた持ち家居住者
有効回答数:478人
調査方法:インターネット調査
調査時期:2026年9月25日~9月28日
調査主体:アンドリフォーム運営事務局

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をXで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事