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株式会社春陽堂書店

外交評論家・岡本行夫が生前に手がけていた“初”の小説『フォト小説 ハンスとジョージ 永遠(とわ)の海へ』刊行

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~自然破壊に没頭し、優しさを失った現代人に贈る生命と愛の物語~

 株式会社春陽堂書店(東京都中央区銀座3-10-9)は、2020年4月24日に新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した、外交評論家・岡本行夫氏による著書『フォト小説 ハンスとジョージ 永遠(とわ)の海へ』を刊行いたします。発売日は2021年2月10日です。

 日本外交の一翼を担った外交評論家・岡本行夫氏は生前、海外勤務の経験をもとに初となる小説の執筆を手がけていました。新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した際にはすでに書き上げており、その作品は春陽堂書店が運営するマンスリーウェブマガジン「Web新小説」にて2021年1月号まで、1年間にわたり連載していました。
 このたび刊行される『フォト小説 ハンスとジョージ 永遠(とわ)の海へ』はこの連載の書籍化です。老ダイバー・ハンスと仲間になじめないナポレオンフィッシュ・ジョージとの交流を軸に、生命、家族愛、環境破壊といったテーマが語られます。
 また、本書には個展を開くほどのセミプロの腕前だった著者本人が撮影した海中・陸上写真45点が収録され、物語を誘います。自身が命名したフォト小説として、見て、読んで楽しんでいただきながら、岡本氏の違う一面を本書を手に取ることで感じていただける内容です。

■『フォト小説 ハンスとジョージ 永遠(とわ)の海へ』
著者:岡本行夫 価格:1800円+税
ISBN:978-4-394-55000-6
A5判・並製・120頁・オールカラー
発行・発売:株式会社春陽堂書店
https://www.shunyodo.co.jp/shopdetail/000000000739/

【著者について】
岡本行夫(おかもと・ゆきお)
外交評論家。2020年4月24日、新型コロナウイルスによる肺炎で逝去。1991年外務省退官後、岡本アソシエイツ設立。橋本内閣、小泉内閣と2度にわたり首相補佐官を務めた。 MIT国際研究センターシニアフェロー、立命館大学客員教授、東北大学特任教授などを歴任。2020年12月『岡本行夫 現場主義を貫いた外交官』(朝日文庫)が刊行。

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