「ベッドの角度が睡眠に与える影響」についての検証

最新のシモンズ電動ベッド「iDモーション4モーター」
シモンズ株式会社(所在地:東京都港区芝4-1-23三田NNビル24階 代表取締役社長 二ツ谷 一弘)は、慶応義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授 満倉靖恵氏(所在地:神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1 矢上キャンパス)と、次世代電動ベッドを用いた共同研究を開始致しました。
本研究は、シモンズの次世代型電動ベッドを用いて、ベッド本体を斜めに昇降する新たなモーションによる独自の角度調整機能により、「ベッドの角度が睡眠に与える影響」について検証を実施したものです。
<研究の背景>
これまで、睡眠に与える影響として、ベッドの硬さが議論の対象となっていましたが、ベッドの角度自体を変更させることで様々な効果があると考えられます。
<研究概要>
シモンズの電動ベッドを用いて、ベッド本体を斜めに昇降する新たなモーションによる「ベッドの角度が睡眠に与える影響」について検証を実施しました。
研究期間 :2025年4月17日~5月17日
場所 :慶応義塾理工学部 日吉会館(宿泊施設)
被験者人数 :6名*(1名あたり7日間の睡眠データを計測)
ベッド数 :6台(フラットベッドとの比較)
その他 :アンケートの実施
*別途、株式会社QLife(エムスリー株式会社)治験契約・実施済
<研究結果>
最適な角度については、各自のポジションの好みの違いがあり、角度の有意性は、統計学的なn数の関係で、参考としました。
アンケートによるコメントでは、「これまでに寝たことのないような心地良さで眠りにつけた」「心地良く、慣れてくるとベッドに寝た瞬間に寝れた」など高評価でした。
<満倉教授コメント>
これまで、いわゆる良ベッドについてはスプリング(コイル)の硬さが、主に議論されてきました。しかし、それだけではなく、ベッドの角度自体を変更させることで様々な効果があると考えられます。
まず、仰向けで寝ると腹部の臓器が横隔膜を押し上げ、肺が十分に広がりにくくなります。 ベッドを少し傾けるだけで横隔膜の動きが改善し、肺の下の方まで空気が入りやすくなります。
これは睡眠時無呼吸症候群の予防や、酸素取り込みの改善に役立ちます。
さらに、平らに寝ると血液が心臓に多く戻り、心不全の方や高齢者では負担になることがあります。
頭側を少し上げると静脈還流が適度に減り、肺うっ血や夜間の息苦しさを軽くすることができます。加えて消化管にも効果があります。
横になると胃酸が逆流しやすいのですが、角度を少しつければ重力の効果で逆流を防ぎ、胸やけや夜間の咳を抑えることができます。
また、神経系の観点では、呼吸が安定することで副交感神経が働きやすくなり、より深い眠りにつながることが分かっています。
つまり、ベッドの角度を少し起こすだけで、肺・心臓・胃の負担を減らし、自律神経を整えて睡眠の質を高めることにつながります。これは医学的にも非常に合理的な工夫なのです。
<「iDモーション4モーター」について>
2025年10月発売の「iDモーション」シリーズは、電動モーション、マットレス、ヘッドボード、付属品等の組合せが自由に選べます。「iDモーション4モーター」は背上げ、脚上げ、昇降、傾斜のモーション機能を搭載しています。
<その他角度調整機能を搭載しているシモンズ新型電動ベッド>
「イーバランス」
2025年10月発売の新作。背・脚それぞれのリクライニング機能はなく、ベッド自体が傾斜することで、利用する方の上体を上げることが可能。様々なマットレスの搭載が可能です。

イーバランス