世界初の人工流れ星実現に向けた最新開発状況を発表
世界初※の人工流れ星の実現を目指すスタートアップ企業の株式会社ALE(エール、本社:東京都港区、代表取締役/CEO:岡島礼奈、以下ALE)は、2026年7月6日(月)~9日(木)に開催された宇宙ビジネスカンファレンス「SPACETIDE 2026」において、7月7日(火)にパネルセッション「なぜ宇宙を選んだのか?非宇宙の企業が語る、人工流れ星との事業協業」を実施しました。
※当社調べ(調査年月:2026年2月/国内外の企業における人工流れ星実現に向けた取り組みに関して)
当日は、代表取締役/CEO 岡島礼奈より、ALEが推進する人工流れ星プロジェクト「Starlight Challenge」の最新開発状況や今後の展望について発表。また、プロジェクトに参画するコーポレートパートナー5社とともに、宇宙産業と異業種企業との共創の可能性や、今後の宇宙ビジネスの広がりについて意見を交わしました。

左から、タカラスタンダード株式会社 夜久裕威氏、auエネルギー&ライフ株式会社 吉岡尉登氏、株式会社ALE 岡島礼奈、トラスコ中山株式会社 清水隆太朗氏、株式会社江口巖商店 橋本篤氏 (株式会社PR TIMES 竹内 一浩氏はリモート登壇)
世界初の人工流れ星実現へ。「Starlight Challenge」の最新進捗を発表
「Starlight Challenge」は、衛星に搭載した放出機から流れ星のもととなる粒(流星源)を宇宙空間で放出し、大気圏へ再突入させることで人工的な流れ星を生み出すプロジェクトです。
登壇では、人工流れ星の仕組みや現在の開発状況について説明するとともに、「Starlight Challenge」は技術実証にとどまらず、エンターテインメントや観光、企業との共創など、新たな宇宙ビジネスの創出を目指す取り組みである旨を紹介しました。
また、現在auエネルギー&ライフ、タカラスタンダード、トラスコ中山、江口巌商店、PR TIMESの5社がコーポレートパートナーとして参画していることを紹介し、宇宙領域外の企業との連携によって、新たな宇宙ビジネスの可能性を広げていることを説明しました。


3度目の挑戦へ。人工流れ星の核となる「放出機実証機」を初公開
今回の登壇では、人工流れ星実現に向けたコア技術となる「放出機」の実証機を初公開しました。放出機は、軌道上で流れ星のもととなる粒(流星源)を1粒ずつ正確に放出するための装置であり、人工流れ星を実現するうえで重要な役割を担う技術であると説明しました。
ALEはこれまでALE-1、ALE-2の2機の衛星でミッションに挑戦し、人工衛星の開発や打ち上げ、軌道上での基本動作確認を達成してきました。一方で、最終段階となる流星源の放出工程において、宇宙空間特有の環境による課題に直面したことを振り返りました。
今回の3号機では、過去のミッションで得た知見をもとに装填機構を大幅に見直し、宇宙環境下でより安定した動作を目指した設計へ改善したことを発表しました。
人工流れ星の実現に向けた挑戦から、VLEO(超低軌道)領域へ
さらに、VLEO(Very Low Earth Orbit/超低軌道)領域への展開についても触れ、世界的に地球低軌道での衛星利用が拡大する中、人工流れ星を実現するためには、他の人工衛星への影響を避け、より低い高度で衛星を運用する必要があることを紹介。
ALEは、この制約を課題ではなく新たな事業機会と捉えていると述べ、人工流れ星「Sky Canvas」事業を軸に、VLEO領域での技術開発・事業展開にも取り組んでいく方針を示しました。
「Starlight Challenge」参画企業5社と、宇宙×異業種による共創の可能性を議論
パネルセッションでは、「なぜ宇宙を選んだのか?非宇宙の企業が語る、人工流れ星との事業協業」をテーマに、「Starlight Challenge」に参画するコーポレートパートナー5社が登壇しました。各社は、宇宙事業への参画を決断した背景や意思決定のプロセス、既存事業とのシナジー、宇宙産業に対する期待や課題について意見を交わしました。

パネルセッションに登壇したauエネルギー&ライフ吉岡氏、タカラスタンダード夜久氏、トラスコ中山清水氏、江口巖商店橋本氏

リモートで登壇したPR TIMES竹内氏
また内閣府特命担当大臣(宇宙政策)小野田 紀美氏が、株式会社ALEの展示ブースを視察されました。代表の岡島より、ALEの進める人工流れ星の実証プロジェクト「Starlight Challenge」をはじめSkyCanvas事業やVLEO構想についてご紹介し、今後の人工流れ星の事業化に関する意見交換を行いました。

ALEのブースを視察される内閣府特命担当大臣(宇宙政策)小野田 紀美氏の様子
ALEは今後も、コーポレートパートナーの皆様とともに、人工流れ星の実証を着実に推進するとともに、宇宙産業における新たな可能性の創出に取り組んでまいります。
【パネルセッション実施概要】
名称:SPACETIDE 2026
日時:2026年7月7日(火)13:20~14:10
会場:虎ノ門ヒルズフォーラム(「SPACETIDE 2026」メイン会場内)
登壇セッション:「なぜ宇宙を選んだのか?非宇宙の企業が語る、人工流れ星との事業協業」
登壇者:
・株式会社ALE 代表取締役 岡島礼奈
・auエネルギー&ライフ株式会社 取締役副社長 吉岡尉登氏
・タカラスタンダード株式会社 ビジネスディベロップメント本部新事業戦略部
チーフマネージャー 夜久裕威氏
・トラスコ中山株式会社 オレンジブック部部長 兼 商品DBプラットフォーム開発室室長
清水隆太朗氏
・株式会社江口巖商店 執行役員 営業統括、流れ星プロジェクト Operating Officer,
Commercial Operations, Shooting Star project 橋本篤氏
・株式会社PR TIMES 執行役員 竹内 一浩氏(リモート登壇)
セッションプログラム:オープニング・衛星に関する最新情報の発表(13:20~13:30)
本音トーク「稟議書、どう通しましたか?」(13:30~13:50)
宇宙業界への「リクエスト」(13:50~14:05)
クロージング(14:05~14:10)
