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AOI Biosciences株式会社

AOI Biosciences株式会社、総額約5億円の資金調達を実施

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~「β2GPIネオセルフ抗体検査」の国内外展開と、量子関連技術を用いたアロステリック創薬開発を加速~

                                  2026年9月14日
                                  AOI Biosciences株式会社

 AOI Biosciences株式会社(本社:大阪府茨木市、代表取締役:末田伸一、以下「AOI Biosciences」)は、新たな成長フェーズへの飛躍に向け、既存投資家からの追加出資に加え、新たな複数のVC・事業会社を引受先として、取引総額約5億円の資金調達(第三者割当増資および株式譲渡(セカンダリー取引))を実施いたしました。
なお、今回の第三者割当増資により、当社の累計資金調達額は約10億円となりました。

■ 本ラウンドにおける主な投資家(順不同)
(既存投資家)
   ・日本ベンチャーキャピタル株式会社
   ・SBI新生企業投資株式会社
   ・i-nest capital株式会社
(新規投資家)
   ・GoAhead Ventures
   ・栖峰投資ワークス株式会社
   ・SUMISEI INNOVATION FUND
   ・SBI岡三オルタナティブ・インベストメント株式会社
   ・BIG Impact株式会社
   ・中信ベンチャーキャピタル株式会社

■ 資金調達の背景と目的
 AOI Biosciencesは、「人々の当たり前の健康が脅かされない世界」の実現を目指しています。私たちは常に世界の医療の最前線を見据え、日本発の革新的な診断・創薬技術により、自己免疫疾患・感染症領域をリードし、世界中の患者へ新たな価値を届けることに挑戦し続けています。
 現在は、「ネオセルフ抗体検査」を軸とした疾患の早期発見・治療最適化と、量子関連技術を活用した革新的な「アロステリック創薬技術」の研究開発を行っています。
 不妊症・不育症の「β2GPIネオセルフ抗体検査」は、国内300以上の医療機関へ導入されているほか、すでにマレーシア、韓国、台湾をはじめとするアジア圏への展開を果たしています。
 また、創薬事業においては、株式会社東芝と量子インスパイアード最適化ソリューション「SQBM+」を活用し、従来は困難とされていた「創薬困難なタンパク質(Undruggable Target)」を標的とした独自の創薬プラットフォームを共同で構築してきました。
 今回の資金調達により、これら2つのコア事業を次のステージへと引き上げ、以下の取り組みを重点的に推進してまいります。

・「β2GPIネオセルフ抗体検査」の国内普及およびアジア圏をはじめとするグローバル展開のさらなる加速
・さまざまな自己免疫疾患を対象とした、新たなネオセルフ抗体検査および創薬研究の拡充
・量子関連技術を用いたアロステリック創薬技術へのさらなる研究開発投資

■ 各事業・技術の概要
1. β2GPI ネオセルフ抗体検査について
 不育症の原因の約2割を占める流産や血栓症などを引き起こすネオセルフ抗体を、血液検査で調べることができる新たな検査です。近年では不妊症にも関連することが報告されています。
 臨床研究では、検査結果が陽性の場合に対応する治療を実施した群において、治療を行わなかった群と比較し、不妊症では妊娠率が2倍以上(注1)、不育症では生児獲得率が1.7倍以上(注2)高くなる結果が確認されています。
 当社は2022年より同検査事業を開始し、現在は国内300以上の医療機関向けに展開しています。また、本検査は不育症を適応とした先進医療Aとして承認されており、自治体からの医療費助成の対象となることで患者様の自己負担が軽減され、国内での普及が本格化しています。さらに、国内に留まらずマレーシア、韓国、台湾、インドネシアなどのアジア圏へも既に展開を進めており、今後は、これらの国・地域を含むグローバル市場でのさらなる拡大を目指してまいります。

(注1)Y. Ono Y et al., Front. Immunol., 16:1626862 (2025), doi: 10.3389/fimmu.2025.1626862
(注2)K. Tanimura et al., Front. Immunol., 15:1445852 (2024), doi: 10.3389/fimmu.2024.1445852

2. 量子関連技術を用いたアロステリック創薬について
 当社は、量子インスパイアード最適化ソリューション「SQBM+」を活用することで、従来多大な労力とコストを要していた実験的手法に頼らず、タンパク質の立体構造情報から計算によって高精度に「アロステリックサイト」を予測する技術を東芝と共同で開発してきました。
 本技術を基盤とした独自のアロステリック創薬では、これまで創薬困難(Undruggable)とされていたタンパク質についても、新たなターゲット領域を検出・特定し、創薬に活用することが可能です。これにより、創薬ターゲットの枯渇によって有効な治療薬の創出が困難であるという現代の創薬課題の解決が期待されています。

■ 投資家からのコメント

日本ベンチャーキャピタル株式会社
劉 宇陽氏
この度、AOI Biosciencesに三度目の投資を実行いたしました。同社の不育症治療および不妊治療プラットフォームについて、最先端技術を活用し、着実に市場へ提供していく姿勢を高く評価しています。さらに、日本国内にとどまらず、東南アジア、韓国、台湾などへの海外展開も始まっており、今後の本格的なグローバル展開に向けた布石が着実に打たれています。我々投資家としては、上場を含むEXITの実現だけを目指すのではなく、日本発の技術を世界へ届け、グローバルに活躍する産婦人科領域のバイオベンチャーへと成長できるよう、引き続き支援してまいります。

SBI新生企業投資株式会社
シニアディレクター 大目 晃弘氏(左)
ディレクター 山田 称暉氏(右)
AOI Biosciencesは優れた研究力を基にネオセルフ抗体事業とアロステリック創薬事業に挑戦し、日本にとどまらずグローバルでも事業展開を加速しています。この度、末田代表を始めとするAOI Biosciencesの皆様の挑戦を応援させていただきたく、追加出資させていただきました。AOI Biosciencesが掲げる「人々の当たり前の健康が脅かされない世界を目指す」というビジョンの実現に向けて今後も全力で支援させていただきたいと思います。

i-nest capital株式会社
アソシエイト 吉木 幹人氏
この度、AOI Biosciencesへ追加出資させていただきました。
同社の「β2GPIネオセルフ抗体検査」は、原因不明の不妊・不育症を解明し、新たな命の誕生を導く画期的な技術であり、少子化解決にも大きく貢献します。
本検査は先進医療に認定され、強固な収益基盤を確立しました。マレーシアやインドネシア、韓国等への海外展開も着実に進捗しており、さらなるグローバルな事業成長が期待されます。

GoAhead Ventures
Managing Partner 森 健氏
GoAhead Venturesは、シリコンバレーを拠点にアーリーステージの革新的なスタートアップへの投資を行うベンチャーキャピタルです。この度、独自のネオセルフ理論に基づく高度な臨床検査と量子技術を掛け合わせた創薬を展開するAOI Biosciencesの事業可能性を高く評価し、出資を決定いたしました。同社が持つ確かな実績とグローバル展開へのスピード感は非常に魅力的であり、今後の国際的な事業成長に向けて多角的な支援を行ってまいります。

栖峰投資ワークス株式会社
代表取締役 関 兵馬氏
栖峰(せいほう)投資ワークスは、今般のAOI Biosciences社の増資ラウンドに参加いたしました。同社のネオセルフ抗体検査は感染症・自己免疫疾患に展開可能なプラットフォーム技術として高い成長性があり、既に不育症・不妊症の治療補助に使われております。また同社は市場環境を見てピボットした経緯があり、今後の大学発ベンチャー・バイオテックのロールモデルとなり得ると期待しております。

SUMISEI INNOVATION FUND事業共創責任者
住友生命保険相互会社 新規ビジネス企画部長 百田 牧人氏
この度、AOI Biosciencesへ出資できることを大変嬉しく思います。
同社が有する独自の検査技術は、不育症・不妊症をはじめとする領域において、これまで捉えることが難しかった患者さんの状態をより適切に把握し、診療や治療方針の検討に役立つ可能性を有しています。
今後、同社の技術が広く社会に普及し、一人ひとりがより健やかに、自分らしく生きられる社会の実現につながることを期待しています。

OCP2号投資事業有限責任組合(SBI岡三オルタナティブ・インベストメント株式会社)
取締役副社長 藤川 進氏
当社は、AOI Biosciences株式会社が掲げる「人々の当たり前の健康が脅かされない世界」の実現に向けた挑戦に共感し、投資を実行いたしました。
同社は自己免疫疾患の根幹に迫るネオセルフ理論を基盤として、特に不育症・不妊症など自己免疫疾患領域で未充足の医療ニーズに応える診断技術の社会的意義は大きく、疾患メカニズム解明や新たな治療選択肢創出につながる可能性を有しています。国内外の検査事業の拡大、創薬支援事業の成長、企業価値向上を期待し、中長期で支援してまいります。

BIG Impact K2ファンド(BIG Impact 株式会社)
代表取締役CEO 細野 尚孝氏
BIG Impact K2ファンドは、本年より本格的に投資活動を開始し、ヘルスケア・ウェルビーイングおよび関西・東アジアを重点テーマとしております。
自己免疫疾患領域では、早期診断技術の高度化や新たな治療法の開発が世界的に進展しており、診断と創薬を一体で推進する取り組みへの期待が高まっています。その中で同社は、独自の検査技術を基盤に、診断から創薬までを見据えた事業を展開する高い成長可能性を有していると考えています。当ファンドが有する関西を中心とした大学・医療機関・製薬企業とのネットワークに加え、東アジアにおける事業開発や海外展開支援を通じて、同社の研究開発および事業化を支援できるものと考え、このたび出資を決定いたしました。

中信ベンチャーキャピタル株式会社
代表取締役社長 今津 孝照氏
今回、新たな投資家としてご一緒できることを、大変嬉しく思っております。AOI Biosciences様は、独自のβ2GPIネオセルフ抗体検査により、不育症や不妊症に悩む患者様の生児獲得率の向上を目指す、社会的意義の高い事業を展開されています。また、並行して推進されているアロステリック創薬事業のアプローチは、新たな治療薬を社会に届けることのできる革新的な技術です。これら2つの事業は、「人々の当たり前の健康が脅かされない世界を目指す」という同社のビジョンを実現するものと確信しており、このたび出資させていただきました。

■ 代表挨拶

AOI Biosciences株式会社
代表取締役 末田 伸一
「人々の当たり前の健康が脅かされない世界を目指す。」弊社はその想いを胸に事業を展開しています。ネオセルフ抗体検査事業を軸とした自己免疫疾患に対する新規の診断薬開発・創薬事業、高度情報解析技術を用いた創薬支援事業、ヘルスケア事業をはじめ、今後も世の中に貢献する事業を創出し、発展し続けます。
今回の資金調達および皆様の多大なご支援を通じて、世界中の人々に貢献できるよう、社内体制の整備、市場の拡大、新規事業の創出に向けた取り組みを一層加速してまいります。

【会社概要】
 会社名:AOI Biosciences株式会社
 所在地:大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目7-20 彩都バイオイノベーションセンター2F
 代表者:代表取締役 末田 伸一
 設立:2019年11月
 URL:https://www.aoibio.com/
■ 本ニュースリリースに関するお問い合わせ先
 e-mail:information@aoibio.com

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