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株式会社 偕成社

【5月5日発表】瀧羽麻子『たまねぎとはちみつ』が第66回産経児童出版文化賞・フジテレビ賞を受賞!

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5月5日に発表された第66回産経児童出版文化賞で、偕成社刊行の『たまねぎとはちみつ』(瀧羽麻子 作/今日マチ子 絵)がフジテレビ賞に選ばれました。

株式会社偕成社(出版社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:今村正樹)が2018年11月に刊行した『たまねぎとはちみつ』が、5月5日に発表された第66回産経児童出版文化賞で、フジテレビ賞を受賞しました。文芸書分野で活躍される作家の瀧羽麻子さんと、漫画家の今日マチ子さんがタッグを組んだ、やさしくあたたかな物語です。

産経児童出版文化賞とは

1954年創設。毎年、前年1月1日から12月31日までに初版で発行された児童向け図書(学習参考書は除く)の中から最も優秀な図書に贈られる、「次の世代をになう子どもたちに良い本を」という趣旨で創設された賞です。大賞のほか6つの賞があり、『たまねぎとはちみつ』はフジテレビ賞を受賞しました。

内気で素直な小学5年生の千春の、何かが変わっていく1年間

主人公は小学5年生の千春。成績は平均くらい、背も高くも低くもなく、自分を「特徴がない」と感じている、内気な女の子です。
そんな千春はある日、ふとしたきっかけで、「おれは発明家なんだ」と語る修理屋のおじさんと知り合います。親でも先生でもない存在のおじさん、同じくおじさんの元をよく訪れるクラスメイトの男の子・俊太との交流によって、千春の中で何かが変わっていき……。春から冬、そして春と、1年間のできごとが、やさしくあたたかく描かれます。

文芸書分野で活躍する瀧羽麻子さん、初の児童書。絵は漫画家の今日マチ子さん

これまで『うさぎパン』(第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作)、『左京区七夕通東入ル』など、文芸書を多く手がけられてきた瀧羽麻子さん。『たまねぎとはちみつ』は、初めての長編児童書作品です。

挿絵を担当した今日マチ子さんは、『みつあみの神様』(手塚治虫文化賞新生賞受賞作)『いちご戦争』(日本漫画家協会賞・カーツーン部門大賞受賞作)など、人気作を手掛ける漫画家。繊細なタッチのイラストで、物語を引き立てます。

子どもから大人まで広く楽しめる、強力タッグが贈る物語を、ぜひご覧ください。

書籍概要

【著者紹介】
作:瀧羽麻子
1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業。2007年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。著書に『株式会社ネバーラ北関東支社』『はれのち、ブーケ』『いろは匂へど』『左京区七夕通東入ル』『左京区恋月橋渡ル』『左京区桃栗坂上ル』『ぱりぱり』『松ノ内家の居候』『乗りかかった船』『ありえないほどうるさいオルゴール店』などがある。

絵:今日マチ子
東京都生まれ。漫画家。2006年~2007年に『センネン画報』で文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」選出。2014年『みつあみの神様』などで手塚治虫文化賞新生賞、2015年『いちご戦争』で日本漫画家協会賞・カーツーン部門大賞受賞。著書に『みかこさん』『cocoon』『U』『アノネ、』『百人一首ノート』『猫嬢ムーム』などがある。

【書籍詳細】

書名:たまねぎとはちみつ
作:瀧羽麻子
絵:今日マチ子
定価:1600円+ 税
対象:小学校高学年から
サイズ:20cm×14cm
ページ数:276ページ
ISBN コード:978-4-03-727310-1
発売日:2018年11月30日
◎偕成社HP書誌情報:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784037273101

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