金融機関・大学との連携により、大阪・関西のベンチャーデット・エコシステム形成へ
スタートアップ専門の投資銀行を目指すFunds Startups株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前川 寛洋、以下 当社)は、2026年7月1日、関西拠点を設立したことをお知らせします。
関西地域における金融機関との協業・協調投融資の推進、および大学連携を軸としたディープテック等の有望スタートアップの発掘・支援を通じて、大阪・関西におけるベンチャーデット・エコシステムの形成・発展に取り組みます。

■ 関西拠点設立の背景
大阪・関西では、大学発ディープテックをはじめとする研究開発型スタートアップの創出が活発化しており、産官学が一体となったスタートアップ支援の機運が高まっています。一方で、研究開発型スタートアップは事業化までの期間が長く、資金需要も大きいことから、エクイティ(株式)による資金調達に加え、事業フェーズやリスク特性に応じた多様な資本選択肢へのニーズが高まっています。
当社はこれまで、ベンチャーデットファンドの運営を通じて、成長段階にあるスタートアップへのデットを活用した資金供給に取り組んでまいりました。このたびの関西拠点設立により、関西地域のスタートアップ・エコシステムに深く根ざした活動体制を整え、地域の金融機関・大学・行政等との連携を一層強化してまいります。
■ 関西拠点の役割
1. 金融機関との協業・協調投融資の推進
関西地域の金融機関との知見共有や協調投融資を通じて、ベンチャーデットの担い手の裾野を広げ、スタートアップへの円滑な資金供給体制の構築を目指します。
2. 大学連携を軸としたスタートアップの発掘・支援
大学連携を軸に、ディープテック等の有望スタートアップの発掘・支援を行うとともに、産学官金が連携したスタートアップ支援の枠組みづくりを推進します。
3. 大阪・関西におけるベンチャーデット・エコシステムの形成・発展
資金供給にとどまらず、地域の関係者とともにベンチャーデットの理解と活用を広げることで、大阪・関西におけるベンチャーデット・エコシステムの形成・発展に取り組み、スタートアップの健全な成長を後押しします。
■ 関西拠点 責任者
エグゼクティブディレクター 高橋 敦彦(たかはし あつひこ)
山口県出身。福岡大学経済学部卒業。
大学卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券にて富裕層向けウェルスマネジメント業務に従事した後、外資系銀行およびFASにて金融業務・M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、あおぞら銀行の市場部門にて、主に事業法人向けに金利・為替等の市況を踏まえた資金調達支援およびリスク管理に従事。2021年4月よりあおぞら企業投資にてベンチャーデットファンドの組成および投資担当業務に従事。2024年2月よりアーリーステージのスタートアップにおいて執行役員COOとして法人事業の責任者を務め、大企業向けプロダクトの立ち上げおよび初期顧客の獲得までを推進。
2026年5月よりFunds Startups株式会社に参画し、Funds Venture Debt Fundのエグゼクティブディレクターに就任。
■ 高橋 敦彦よりコメント

このたび、関西拠点の責任者を務めることになりました高橋です。
私はこれまで、金融機関、ベンチャーデット投資家、スタートアップの事業責任者という立場から、資本と事業の双方に関わってまいりました。その経験を通じて実感しているのは、優れたプロダクトや技術を有するスタートアップであっても、資本構成や資金調達のあり方によって、成長のスピードや戦略の自由度に大きな違いが生まれるということです。
大阪・関西は、大学発ディープテックをはじめとする研究開発型スタートアップの集積が進む一方、事業フェーズやリスク特性に応じた資本選択の多様性には、まだ広がりの余地があると感じています。ベンチャーデットはその有力な選択肢のひとつですが、財務指標だけでは捉えきれないリスクの本質を見極める視点が不可欠であり、そこにこそ私たちの専門性を発揮できると考えています。
関西地域の金融機関の皆様との知見共有や協調投融資を通じてベンチャーデットの裾野を広げるとともに、大学・行政・支援機関の皆様と連携しながら、スタートアップの持続的な成長を資本の面から支えるエコシステムづくりに、地域に根ざして取り組んでまいります。
■ 連携・協業のご相談について
関西拠点との協業・協調投融資をご検討の金融機関の皆様、大学・行政・スタートアップ支援機関の皆様、資金調達をご検討のスタートアップの皆様は、下記フォームよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://startups.funds.jp/contact
■Funds Startupsについて
Funds Startups株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前川寛洋)は「社会的インパクトを創出するスタートアップが、最も理想的な成長を遂げられる仕組みを開発する」をミッションに据え、ファンズ株式会社の100%子会社として2023年12月に設立されました。Funds Startupsでは、Funds Venture Debt FundのGPとして、ファンド運営ならびに金融機関へのベンチャーデットに関する支援を中心に行います。今後については当事業を中核としつつも、スタートアップ専門の投資銀行部門のような役割として、スタートアップの資金調達手段の多様化や環境整備等も手掛けていく予定です。
https://social.funds.jp/fsrelease