同研究室を研究開発拠点として活用し、先進スマートリングの睡眠・生理モニタリング技術を高度化
株式会社SOXAI(代表取締役社長 渡邉達彦、以下「SOXAI」)は、東京大学大学院教育学研究科と、「睡眠・行動・生理モニタリングのための先進スマートリングの開発」をテーマとした共同研究契約を締結いたしました。
本共同研究は、これまで東京大学の山本義春客員教授との研究連携を通じて進めてきた、スマートリングによる睡眠・生理モニタリング技術の研究開発をさらに発展させるものです。

本共同研究の概要
SOXAIは創業期より、山本義春客員教授の知見を得ながら、スマートリングによる睡眠・生理モニタリング技術の研究開発を進めてまいりました。本共同研究では、これまでの取り組みをさらに発展させ、日常生活下における自然な睡眠・行動・生理モニタリングの実現に向け、スマートリングデバイスのアルゴリズムおよびアーキテクチャの開発を進めてまいります。
東京大学の睡眠・行動・生理計測環境を活用し、計測データをもとにアルゴリズムの高度化を図るとともに、SOXAIが開発するデバイスの精度検証を行います。さらに、実証実験で得られる知見を活用し、スマートリングによる健康リスクの予測指標の導出を目指します。
研究開発拠点・研究体制
本共同研究の推進にあたり、SOXAIは同研究室をサテライト型の研究開発拠点として活用し、東京大学との連携を通じた研究開発体制を強化してまいります。
- 本社:神奈川県横浜市中区不老町1-2-1 中央第6関内ビル1102号
- 研究開発拠点:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院教育学研究科
研究体制には、生体情報学分野で国際的な研究実績を有し、東京大学大学院教育学研究科において教授を務めた山本義春客員教授と、メンタルヘルス・睡眠科学を専門とする岸哲史准教授が参画いたします。
山本義春客員教授は、東京大学教育学部を卒業後、同大学大学院教育学研究科博士課程を修了し、教育学博士を取得しました。その後、カナダ・ウォータールー大学応用健康科学部での勤務などを経て、1993年より東京大学にて教育・研究に従事しました。2000年8月から2026年3月まで東京大学大学院教育学研究科身体教育学講座教授を務め、教授退任後の2026年4月より同研究科の客員教授に就任しています。
同氏は、教育生理学、健康情報学、ストレスマネジメント、心身の健康、時系列解析、複雑系などを専門とし、生体情報や健康関連データの解析を通じて、心身の状態の可視化や健康リスクの評価、予防的介入に関する研究に取り組んでいます。また、2021年よりSOXAIの技術顧問として参画しており、創業期より同社の研究開発および事業開発を学術的・専門的な立場から支援してきました。
岸哲史准教授は、2026年4月1日付で東京大学大学院教育学研究科に着任しており、メンタルヘルスや睡眠科学に関する研究に取り組んでいます。
本共同研究では、山本義春客員教授の生体情報学・健康情報学に関する知見と、岸哲史准教授のメンタルヘルス・睡眠科学に関する専門性を活かし、先進スマートリングによる睡眠・行動・生理モニタリング技術の高度化を推進してまいります。
本共同研究の社会的背景
近年、働き方改革や健康経営の推進により、従業員の睡眠不足の解消や睡眠の質向上は、企業にとって重要な経営課題となっています。厚生労働省の調査によると、睡眠による休養を十分に取れていない人は約3割にのぼるとされており、睡眠不足や睡眠の質の低下は、生産性の低下や医療費の増加といった社会課題にもつながると考えられています。
本共同研究では、こうした睡眠負債という社会課題に対して、科学的根拠に基づいた解決策の構築を目指してまいります。
研究実績と今後の展望
SOXAIは国産スマートリング企業として唯一*、創業時からアカデミアとの共同研究を重視し、エビデンスに基づいた製品開発を推進してきました。2025年には東京大学および英国エセックス大学との共同研究により、スマートリングによる睡眠ステージ推定の高精度化を実証し、IEEE Transactions on Instrumentation and Measurementへの論文掲載を実現しております。今回の共同研究により、さらなる技術革新を通じて日本人の健康課題、特に睡眠課題の解決に貢献できる製品・サービスの普及を目指してまいります。
今後SOXAIは、本共同研究で得られる知見を活用し、より精度の高い睡眠・生理モニタリング技術の開発を進め、「ヘルスケアをライフスタイルに」というビジョンの実現に向けて取り組んでまいります。
※ 国産スマートリング企業として唯一:日本国内で設立され、スマートリングの自社開発・製造・販売を行う企業において(SOXAI調べ、2026年4月時点)
「SOXAI RING 2」について
2025年12月10日に、自社で開発・販売する日本発の睡眠管理用スマートリング「SOXAI RING」の新モデル「SOXAI RING 2」を発売しました。新モデル「SOXAI RING 2」では、特許を取得した光学分野の最先端技術を活用して独自開発した光電容積脈波(PPG)センサー「Deep Sensing(TM)」(ディープセンシング)を新たに搭載したことにより、計測の精度が大幅に改善し、より深いレベルで身体状態の変化を可視化することができるようになりました。さらにサイズは世界最細の幅6.7mmという細さ、継続使用可能時間も世界最長レベルの最大14日間となり、長時間装着する際もより快適にご利用いただけます。
詳しくはこちらよりご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000089024.html
※「Spatial resolved spectroscopic multi-wavelength PPG(空間分解分光多波長PPG技術)」は特許取得済み(特許第7655609号)です。
※ 世界最細:「バイタルセンシング機能を搭載した連続駆動時間4日以上のスマートリング」を開発する主要スマートリングメーカーの公開情報をもとに比較(SOXAI調べ、2025年12月10日時点)
※ 世界最長:「バイタルセンシング機能を搭載した連続駆動時間4日以上のスマートリング」を開発する主要スマートリングメーカーの公開情報をもとに比較。サイズごとに搭載しているバッテリーは異なり、14日間は20~26号の場合です。リングサイズと使用状況、ファームウェアバージョン、バッテリーの経年劣化によって変化します。(SOXAI調べ、2025年12月10日時点)
SOXAIについて
SOXAIは「ヘルスケアをライフスタイルに」をビジョンに掲げ、2021年に創業されたヘルステック企業です。生活のあらゆる場面にバイタルセンシング技術を適応させることで、人々が自然と健康増進に取り組むことができる世界の実現を目指しています。
https://soxai.co.jp/pages/about-us
会社概要
本社所在地:神奈川県横浜市中区不老町1丁目2-1
代表者:代表取締役 渡邉達彦
設立:2021年
本プレスリリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先
株式会社SOXAI
取締役副社長CFO 光頼篤樹(ミツヨリ アツキ)
電話:045-264-9397
メール:info@soxai.co.jp