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三菱ケミカルグループ株式会社

植物由来の生分解性樹脂「BioPBS」が日本バイオプラスチック協会の海洋生分解性認証を取得

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三菱ケミカルグループは、植物由来の生分解性樹脂「BioPBS(TM)」が日本バイオプラスチック協会(以下「JBPA」)の「海洋生分解性バイオマスプラ」認証を2023年11月に取得したことをお知らせします。

2023年7月より運用開始したJBPAの海洋生分解性プラ識別表示制度では、ポジティブリスト制度を採用し、海洋での生分解性および安全性を確認したプラスチック製品を認証・登録しています。またバイオマスプラスチック度が25%以上の場合は「海洋生分解性バイオマスプラ」として認定されます。このたび当社グループはBioPBS(TM)の「FD92」グレード※で「海洋生分解性バイオマスプラ」の認証を取得しました。

BioPBS(TM)は、三菱ケミカル株式会社が開発し、基本特許を有する植物由来の生分解性樹脂で、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されます。タイPTT Global Chemical社と折半出資するPTT MCC Biochem Company Limitedで製造しており、低温ヒートシール性・柔軟性などが他の生分解性樹脂より優れているため、食品包装材やカトラリー、釣具などで採用が広がっています。

当社グループは、このたびの認証取得を契機にさらなるBioPBS(TM)の展開を目指し、これからも高付加価値な機能商品を供給するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。

※ FD92はポリブチレンサクシネートアジペート(PBSA)のグレード

●ご参考
日本バイオプラスチック協会「海洋生分解性プラ識別表示制度」
http://www.jbpaweb.net/identification/identification-marinebiodegradable/index.html

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