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株式会社Helical Fusion

フュージョンエネルギー実用化を進めるHelical Fusion、シリーズBラウンド 1stクローズ約27億円の資金調達で、最終実証装置「Helix HARUKA」建設を前進 累計調達額は98億円

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資本提携先との事業連携による開発も強みに、次世代産業の創出を目指す

世界初のフュージョンエネルギーによる「実用発電」を目指し、日本における約70年の研究開発成果をもとに、ヘリカル型核融合炉の開発を進める株式会社Helical Fusion(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:田口 昂哉、以下「Helical Fusion」)は、このたび、シリーズBラウンド(1st close)にて、約27億円の資金調達を完了しました。

投資家として、ニチアス株式会社、長谷虎グループ、瀬野汽船株式会社、イークラウドNEXT、鴻池運輸株式会社、三谷産業株式会社が新たに参画します。このうち、ニチアス株式会社、長谷虎グループ、瀬野汽船株式会社は、ヘリックス計画「公式パートナー」制度にも参画します。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000089262.html

東京都「ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業」(補助額:最大10億円)とあわせ、累計調達額は約98億円(補助金・融資を含む)となりました。

これを受けて、フュージョンエネルギー産業の実現を主導するHelical Fusionの基幹計画「ヘリックス計画(Helix Program)」のもと、2030年代中の最終実証装置「Helix HARUKA」による統合実証、および発電初号機「Helix KANATA」による世界初の「実用発電」に向けた開発を着実に進めます。


ヘリックス計画のタイムライン

■出資者(順不同)
ニチアス株式会社
長谷虎グループ
瀬野汽船株式会社
イークラウドNEXT
鴻池運輸株式会社
三谷産業株式会社

■投資家からのコメント
※公式パートナー(ニチアス株式会社、長谷虎グループ、瀬野汽船株式会社)によるコメント
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000089262.html

イークラウド株式会社 代表取締役 波多江 直彦 様

イークラウドNEXTは、個人の方々がミドル・レイターステージの成長企業に投資できるファンドです。Helical Fusion社を対象とするファンド組成は今回で2度目となりますが、前回以上に、多くの個人投資家の方々が核融合という国家的テーマへの参加を選んでくださり、大きな手応えを感じています。これまで機関投資家やVCが中心だった成長企業への投資領域に、個人の資金と意志が届く流れを確実に前進させていきたい。「挑戦で、つながる社会へ」を掲げる企業として、その仕組みづくりに全力で取り組んでまいります。

イークラウドNEXTによるプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000054017.html

鴻池運輸株式会社 代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦 様

フュージョンエネルギーは、革新的な技術を通じ、従来の発電方式を大きく換え、将来的には日本の新たな基幹産業になり得ると考えています。石油等の資源を他国に依存する日本にとって自前のエネルギー源を確保することの意義は大きく、社会情勢や地政学的なリスクに左右されないエネルギーの安定供給は、社会インフラを支える当社にとっても重要課題です。また、当社の物流事業においては、常温倉庫と比較し消費電力量が多い冷凍・冷蔵倉庫の電力に活用し、CO2削減につなげる等の環境負荷の軽減も期待できます。Helical Fusion社への出資を通じて、安定的で環境に優しいエネルギー基盤の開発による社会課題解決に貢献できればと思います。

三谷産業株式会社 代表取締役社長 三谷 忠照 様

核融合領域のスタートアップ誕生が相次いでいます。投資家は、どの核融合ベンチャーが投資するのに正解なのか、という視点で見比べるものだと思います。
しかし、私にとってヘリカルフュージョンおよび田口氏は、そういった比較の上にはありません。同社と田口氏の情熱は本物です。
ならば、私たち三谷産業は、どれが正解かを見比べるのではなく、ヘリカルフュージョンを選んだことを正解にすべく、同社とのコラボレーションを続けます。

■Helical Fusion 代表取締役CEO 田口昂哉からのコメント

世界初のフュージョンエネルギー実用化に向けて2021年に創業したHelical Fusionは、いよいよ最終実証のための装置建設を前進させる段階に入りました。

「日本にもうひとつ太陽をつくろう」

このスローガンを掲げたヘリックス計画は、人類を進化させるエネルギーの実現を目指すものであり、経済・産業において日本がもう一度世界の頂点を目指す挑戦でもあります。したがって、この国のすべての人が、ヘリックス計画の当事者だと考えています。

これまでの資金調達ラウンドに続き、さまざまな投資家のみなさま、そして日本を支えてきた事業会社のみなさまに、将来を見据えた覚悟を持って参画いただけたことに、大きな力をいただきました。
ご期待に応え、みなさまとともに、世界に先がけた挑戦を実現していきます。
さらなるご参画をお待ちしております。
ヘリックス計画について
■ヘリックス計画について
ヘリカル型核融合炉は、これまでの国立大学や国立研究機関における70年にわたる研究開発の結果、商用発電所に適した特性が評価されている方式*です。
Helical Fusionは、その知見を活用してフュージョンエネルギーの実用化を行う数少ない民間企業の一社として、ヘリカル型核融合炉による実用発電を達成する「ヘリックス計画(Helix Program)」を進めています。2023年5月には、発電初号機の設計についてまとめた査読付き論文を発表しています。
ヘリックス計画では、2020年代中をめどに二大開発要素「高温超伝導マグネット」「ブランケット兼ダイバータ」の個別実証を完了し、2030年代中には、最終実証装置「Helix HARUKA」による統合実証、および発電初号機「Helix KANATA」による世界初の実用発電を達成する計画です。
ヘリックス計画(Helix Program)詳細(https://www.helicalfusion.com/helixprogram

現在、大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所(岐阜県土岐市)の敷地内にあるHelical Fusion専用スペースにて、最終実証装置「Helix HARUKA」による高温超伝導マグネット実証に向けた製造・建設が進んでいます。核融合装置開発を進める各社のなかでも、詳細設計をもとにした具体的な建設に至っていることは先駆的な事例といえます。Helix HARUKA向けの重要なコンポーネントの開発は、国内の各事業連携先各社の協力を得て、着実に進んでいます。

建設中のHelix HARUKAの様子(作業用の足場に囲まれた中心部が本体)


Helical Fusionが2030年代に「実用発電」を計画する発電初号機「Helix KANATA」のイメージ

■「実用発電」のための三要件
核融合炉を発電所として商用利用するためには、核融合反応を起こすことはもちろん、1.定常運転(24時間365日運転可能な安定性)、2.正味発電(プラントの外に電力を供給できる)、3.保守性(メンテナンスが可能)という「商用核融合炉の三要件」をすべて満たすことが必要です。
ヘリックス計画では、この三要件の実現から逆算した設計に基づいて開発を進めます。

「実用発電」を達成するための商用核融合炉の三要件

背景
■フュージョンエネルギー開発の意義
世界の人口は2050年までに約17億人増加すると予測され、生成AIの普及も背景とした世界的な電力需要の急増に対し、既存発電方法のみで応えることは厳しい見通しです。フュージョンエネルギーは、太陽の輝きと同じ原理を使ったCO2排出がなく効率性の高い発電方法であり、海水等から豊富に採取可能な燃料を用いることからも、世界的な課題を抜本的に解決する技術として期待されています。核融合プラント建設および電力市場は2050年までに世界で数百兆円規模にまで成長するとの試算もあり、今後自動車産業のように日本が世界をリードする巨大産業を創出できる可能性がある一方、国際的な開発競争も激化しています。

日本においては、2025年10月に高市早苗総理大臣が率いる新政権が発足し、「危機管理投資」や「経済安全保障」を成長戦略の核心と位置づけ、所信表明演説では “次世代革新炉や核融合エネルギーの早期社会実装” が明記されました。同年6月には 内閣府による「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」の改定により、2030年代の発電実証を目指すロードマップが提示されています。加えて、新政権が掲げる「重点投資対象17分野」にフュージョンエネルギー(核融合)が挙げられ、11月には政府として1,000億円超の予算計上、経済産業省に「フュージョンエネルギー室」が設置されるなど、政府としての支援が具体化しています。産業界をまとめるフュージョンエネルギー産業協議会からも社会実装に向けた提言が示されており、学術研究の段階から、官民をあげた産業化への動きが加速していると言えます。

■Helical Fusionについて
Helical Fusionは、ヘリカル型核融合炉による、フュージョンエネルギーの実用化を目指す企業です。2021年に、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所(NIFS)における研究成果を活用するかたちでスピンアウトし、創業しました。
日本独自の核融合炉形式である「ヘリカル方式」は、これまでの国立大学や公的研究機関における約70年にわたる研究開発の結果、商用発電所に求められる要件を備えやすい方式であることが評価されています。その知見を生かし、世界に先駆けたフュージョンエネルギーの実用化に向けた「ヘリックス計画(Helix Program)」を進めています。

【会社概要】
会社名:株式会社Helical Fusion
所在地:東京都中央区
代表者:代表取締役CEO 田口昂哉
事業内容:ヘリカル型核融合炉の設計および技術開発

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Helical Fusion コミュニケーションデザイン室
E-mail:contact@helicalfusion.com

以上 

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