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公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

横浜でアジアの舞台芸術、シンガポールの舞台を楽しむ!

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2月の横浜では【国際舞台芸術ミーティング in 横浜】と【横浜ダンスコレクション】が開催され、多くの舞台芸術(パフォーミング・アーツ)が楽しめるとあって、国内外から多くの舞台関係者・ファンが集まります。この2つのイベントが注目しているのがアジア。その中でも、まだ日本で観ることの少ないシンガポールから2つのプログラムをご案内します。

 アジアで最も歴史のある舞台芸術専門の国際的なプラットフォーム、国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM)では今年、正式に音楽部門をプログラムに取り入れました。そのプログラムをディレクションするのはサウンド・アーティストとして世界を舞台に活躍する恩田晃さん。彼が、アジアの同時代の舞台芸術作品をどのように捉え、アジアおよび世界の観客に届けてくれるのかは今回のTPAMの見どころの一つです。

※恩田晃さんのインタビューはこちら
→創造都市横浜 > ひと > 恩田晃 ――アジア音楽の多様性を伝える、音のキュレーター 
 http://yokohama-sozokaiwai.jp/person/12702.html

「恩田さんがディレクションするプログラムの一つが、シンガポールの ジ・オブザバトリー。」
「シンガポールという国は、特殊な文化的背景があります。コスモポリタン的な、何処にも属さないかのような文化を作り上げてきた。今回紹介するシンガポールのグループのジ・オブザバトリーは、シンガポールというアイデンティティを体現しています。彼らはインドネシアの民族楽器ガムランを取り入れたポスト・ロック・グループですが、そのガムランは、彼らがつくった手製のガムランなんですね。いわば偽物。伝統に属してないから架空の伝統を作り上げることができる。これはシンガポール人のアイデンティティをも表しています。」(創造都市横浜 インタビューより)
シンガポールの多文化的アイデンティティに重ね、ロックに留まらない包括的な音楽と言われる、彼らの7枚目の同名のアルバムのフル・コンサート。6音階が絡み合う、妖艶かつダークな作品をお楽しみいただけます。
http://www.theobservatory.com.sg/

[表1: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/73_1.jpg ]

「この時期の横浜では、シンガポールのダンスも楽しめる。」

TPAMと同時期に開催されている、横浜ダンスコレクションでは、アジアのダンスフェスティバルと連携・協働して多彩なプログラミングをしています。[アジア・セレクション]シリーズの1つが、シンガポールのT.H.E Dance Companyの作品。シンガポールに拠点を置くこのカンパニーには、優れたダンサー、振付家を育てるためのダンスに専念できる環境が確保されていて、多くのアジア人も籍をおいています。
「不条理で混沌とした世界における普遍的な人間の有り様、社会情勢への呼応」がコンセプトという今回の上演作品は、T.H.E.ダンスカンパニーを主宰し、M1 CONTACTコンテンポラリーダンス・フェスティバルの芸術監督でもあるクイック・スィ・ブンと、ダンサー・振付家・音楽家と多才で、韓国でも革新的アーティストと評されるキム・ジェドク(T.H.E.ダンスカンパニー レジデンス・コレオグラファー)との共同振付作品。こちらもシンガポールならではの多文化的アイデンティティから生まれたダンス作品をお楽しみいただけます!

[表2: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/73_2.jpg ]

国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2016(TPAM) 開催概要
公式WEB→ www.tpam.or.jp

【会期】2016年2月6日(土) ~2月14日(日)
【会場】KAAT 神奈川芸術劇場、横浜赤レンガ倉庫1号館、BankART Studio NYK、YCC ヨコハマ創造都市センター、神奈川県民ホール 小ホール、AMAZON CLUB 他

横浜ダンスコレクション2016 概要
公式WEB→ http://www.yokohama-dance-collection-r.jp/
【開催期間】2016年1月23日(土)~2月14日(日)
【会場】横浜赤レンガ倉庫1号館(メイン会場)・屋外広場、象の鼻テラス 他
【主催】公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
【共催】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 他

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