~ESG指標と財務戦略を統合し、脱炭素社会の実現と持続的な企業価値向上を加速~
第一実業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社⾧執行役員:船渡雄司、以下「当社」)は、株式会社みずほ銀行(頭取:加藤勝彦、以下「みずほ銀行」)をアレンジャーとして、シンジケーション方式による「みずほサステナビリティ・リンク・ローン PRO」(※1 以下「本ローン」)の契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
1. 本ローンの概要と目的
本ローンは、当社のサステナビリティ戦略に基づいた目標を(SPT:サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)設定し、その達成状況に応じて借入条件を連動させる融資手法です。当社は「人をつなぎ、技術をつなぎ、世界を豊かに」という経営理念のもと、独自のエンジニアリング機能を生かした事業展開を行っています。また、「気候変動への取り組みとサプライチェーンマネジメント」を重要なマテリアリティ(重要課題)の一つとして位置付け、2050年度までにネットゼロ達成を目指しています。本ローンの締結は、当社のサステナビリティ戦略と財務戦略を高度に融合させるものであり、設定した高い目標(SPT)の達成に向けたインセンティブを組み込むことで、脱炭素社会の実現と持続的な企業価値向上を加速させてまいります。
2. 本資金調達の意義と企業価値向上に向けた位置づけ
本ローンの導入により、当社の持続的な成長および中長期的な企業価値向上において、以下の意義を持つものと考えております。
・ESG経営へのコミットメントと透明性の確保
客観的な国際評価機関であるCDP(※2)のスコアを目標(SPT)に据えることで、当社の気候変動対応の進捗を、機関投資家の皆様をはじめとするステークホルダーに対し、客観的かつ透明性をもって継続的に開示してまいります。
・サステナビリティ戦略と財務戦略の統合
SPT達成状況と借入条件が連動する仕組みを通じて、環境負荷低減に向けた取り組みを財務戦略と結び付けます。これにより、持続可能な社会への貢献を追求しつつ、資金調達の最適化を図る強固な経営基盤の構築を目指します。
・事業を通じた社会課題解決の推進
次世代燃料(バイナリー発電、太陽光発電、アンモニアなど)への取り組みや、環境負荷低減に資するソリューション提案の強化を一層推進いたします。本資金調達を契機として、事業成長と環境課題の解決を同時に目指すサステナブルな経営を実践いたします。
3. 設定したSPT(目標)
気候変動対応への客観的な評価を目標とするため、以下のSPTを設定いたしました。
- SPT:CDP気候変動スコアにおいて「A-」以上の取得
なお、本ローンは、株式会社日本格付研究所(JCR)より「サステナビリティ・リンク・ローン原則」等への適合性について第三者意見(※3)を得たフレームワークを利用しています。
4. 契約概要
締結日:2026年7月21日
契約形態:シンジケーション方式コミットメントライン
極度枠:100億円
契約期間:3年間
アレンジャー:株式会社みずほ銀行
貸付人:国内金融機関
みずほサステナビリティ・リンク・ローンPRO 評価書
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/finance/growing_field/sll_pro/pdf/2026_02.pdf
※1「みずほサステナビリティ・リンク・ローン PRO」の商品概要にかかるウェブサイト
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/sustainability/sll_pro/index.html
※2 CDP
英国の慈善団体が管理する非政府組織 (NGO) 。脱炭素社会の実現に向け、企業や自治体等の気候変動対応やGHG 排出量削減等の取り組みに関する情報を収集し、取組状況に応じたスコアリングを世界に公表することにより、各企業等の環境影響を認識させ、さらなる取り組みを促進させることを目的としている(https://cdp.net/ja)
※3 株式会社日本格付研究所(JCR)による第三者意見書
https://www.jcr.co.jp/download/eadaabe82ee29a25dd3ead0db3dd1d4e22b212aa6ec27e2a5b/25d1126_02.pdf
当社は「次世代型エンジニアリング商社」を経営理念におけるビジョンとして掲げております。これからもモノづくり現場へ最適なソリューションを提供することで、ミッションである「人をつなぎ、技術をつなぎ、世界を豊かに」の実現と、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
お問い合わせ先
第一実業株式会社 経理本部 財務部
TEL:03-6370-8697