株式会社PHP研究所(京都市南区、代表取締役社長 清水卓智)は、この度、第22回「山本七平賞」の最終選考会を開き、受賞作品を下記の通り決定いたしました。
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<山本七平賞 受賞作および受賞者>
◆山本七平賞:『消えたヤルタ密約緊急電』(新潮社)
岡部 伸(おかべ のぶる)
1959年2月22日生まれ、愛媛県新居浜市出身
現在、産経新聞編集局編集委員
◆山本七平賞 奨励賞:『日米衝突の萌芽 1898―1918』(草思社)
渡辺惣樹(わたなべ そうき)
1954年生まれ、静岡県下田市出身
日米近代史研究家
<選考経過>
第22回「山本七平賞」の最終選考会が、9月10日(火)午後6時から、「紀尾井町 福田家」で開催されました。選考会には、伊藤元重(東京大学教授)、呉善花(拓殖大学教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)、渡部昇一(上智大学名誉教授)の5氏が出席し、慎重なる討議の結果、山本七平賞は『消えたヤルタ密約緊急電』(新潮社)、同奨励賞は『日米衝突の萌芽 1898―1918』(草思社)と決定いたしました。
<賞および贈呈式>
賞金は、山本七平賞に300万円、同奨励賞に100万円、
両賞に記念品として腕時計、山本七平著『静かなる細き声』の特装本を贈呈します。
贈呈式は、11月27日(水)午後6時より、帝国ホテル東京「光の間」にて行います。
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◆山本七平賞について◆
平成3年12月10日に逝去された、山本七平氏の長年にわたる思索、著作、出版活動の成果は、日本の読書界に燦然たる輝きをもって聳え立っています。今日「山本学」と総称される、山本氏の多岐多彩な知的営為は、日本及び日本人とは何か、を探し求める果てしない旅でもありました。
PHP研究所は、山本氏の業績を顕彰するとともに、その比類なき知的遺産を正しく受け継ぐ新たなる思索家の誕生を期待し、平成4年5月に山本七平賞を創設しました。
【概要】
1.賞名:山本七平賞
2.趣旨:山本学を顕彰することを目的とする
3.選考委員(敬称略):
伊藤元重(東京大学教授)、呉善花(拓殖大学教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)
養老孟司(東京大学名誉教授)、渡部昇一(上智大学名誉教授)
4.選考基準・対象:
・政治・経済・歴史・思想・宗教・比較文化等の人文社会科学部門の作品
・アイデアに富む着想と平易な表現
・日本語表記による既発表論文・著作
5.対象期間:前年7月1日から当年6月末日までに発表された作品
6.選考方法:選考委員の推薦による
7.受賞作決定:9月中旬
8.発表媒体:月刊誌『Voice』誌上
※過去の受賞作品など、詳細はこちらをご参照ください。
http://www.php.co.jp/company/yamamoto/
以上
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