~指導工数の大幅削減で、繁忙期に逃していた営業機会の60%超を創出へ~
株式会社Sapeet(本社:東京都港区、代表取締役社長:築山 英治、以下「Sapeet」)が提供する生成AIを活用したロールプレイングサービス「SAPI ロープレ」が、レバテック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:泉澤 匡寛、以下「レバテック」)就活キャリアアドバイザー(以下「CA」)に特化した組織の研修プログラムに導入されました。本取り組みにより、新人CAの早期戦力化やベテラン社員の教育工数削減と、それに伴う営業機会の最大化を支援します。

導入の背景・課題
人材紹介事業において、新人の早期戦力化は事業成長の要である一方、その育成現場では「教育工数の増大」と「営業機会の損失」という構造的な問題が発生しています。レバテックにおいても、組織が急拡大する中で、この業界共通の課題がより顕在化していました。
これまで同社が重視してきた対面によるロープレは、高い教育効果を生む一方で、指導を担う現場のベテラン社員に負担を強いる側面がありました。教育担当がロープレに時間を割くことは、本来創出できるはずの求職者面談の機会損失につながります。実際に同社で試算したところ、繁忙期の2ヶ月間には、160件を超える面談機会が失われる計算となり、教育の質の追求と現場の数字を維持することの両立が難しくなっていました。
さらに、対人指導はどうしても評価基準の属人化につながります。指導者ごとに重視するポイントが異なることで、新人のスキルにもばらつきが生じ、組織としての接客品質の均一化を阻む要因となっていました。こうした属人的な教育手法の限界を超え、今後のさらなる組織成長を見据えた育成基盤をつくるため、SAPI ロープレの導入を決定しました。
レバテックにおけるSAPI ロープレの評価ポイントと活用方法
AIロープレの導入検討にあたっては、実際に現場における実践的な活用に耐えうるかどうかが重視されました。数あるサービスの中でSAPI ロープレが選定された決め手は以下の2点に集約されます。
■評価ポイント
- 複雑な教育ニーズを形にする、自由度の高さと操作性単なる対話ツールではなく、自社の複雑な教育ニーズや細かな評価基準を自由に反映できるプラットフォームとしての拡張性が高く評価されました。特に、専門知識がなくても、AIとの対話をもとに理想のペルソナイメージや背景情報が反映されたシーンを自動生成できる「シーン作成AI」の使いやすさは、スピーディーな運用を支える大きな要因となりました。
- プロの対人スキルに応えるリアルな応答精度対人コミュニケーションのプロであるCAの視点から見ても、AIアバターのレスポンスがスムーズかつ自然で、他社比較においても最も会話の質が高いという評価をいただきました。AIアバターを相手にしたロープレ精度や緊張感の醸成に対する懸念を払拭し、対人スキルを磨く場として十分に機能するトレーニング環境を実現しています。
■活用方法と期待する効果
レバテックでは、座学によるインプット直後の自己学習としてSAPI ロープレを活用し、その後にベテラン社員が最終チェックを行うハイブリッド型の学習体系を採用しています。初回カウンセリングを、学生の情報を引き出す「ヒアリング」、求職者が希望する業界などの説明といった「情報提供・認識合わせ」、これら2つを合わせた「総合版」の3パートに分割し、自社のトークスクリプトに沿って段階的にスキルを習得させる運用を行っています。
本取り組みによって期待される主な効果は以下の通りです。
- 教育工数の大幅削減と、約100件の営業機会の創出
対面ロープレの一部をAIが代替することで、教育担当であるベテラン社員の負担を大幅に削減します。これにより、2ヶ月におよぶ繁忙期においては、試算された対面ロープレ対応による160件の営業機会の損失のうち、約100件を本来の営業活動へ割り当てられる見込みです。
- 心理的ハードルの解消による圧倒的な練習量の確保
新人が先輩の手を止めることに気兼ねすることなく、いつでもAIアバターを相手にロープレを実施できる環境を構築します。練習回数の圧倒的な増加により、現場デビューに向けた、着実なスキルアップと自信の醸成を促進します。
- スキルの均一化と重要KPIの向上
相槌や共感承認といった対人スキルから、面談対象学生の価値観を特定する深掘りまで、統一された基準でAIからフィードバックを受けられることで、個々のスキルのばらつきを解消します。現場デビューまでのリードタイムの短縮とともに、営業活動における重要KPIの確実な向上を目指します。
レバテックご担当者様からのコメント
レバテックでは、求職者一人ひとりに質の高いキャリア支援を提供し続けるため、キャリアアドバイザーの育成品質の向上と標準化が重要だと考えています。組織の拡大に伴い、教育品質を維持しながら教育担当者の負担を軽減することが課題となる中、SAPI ロープレの導入を決定しました。導入後は、新人が時間や場所を問わず主体的に練習できる環境が整い、対面ロープレの工数削減や指導内容の標準化にも手応えを感じています。今後も創出された時間を学生との面談や伴走支援など、より付加価値の高い業務に充てることで、より質の高いキャリア支援を提供していきたいと考えています。
今後の展望
今後は、新人CAの現場デビュー後のフォローアップや、重要KPIの達成に向けて伸び悩むメンバーへの追加トレーニングなど、活用シーンを順次拡大していく予定です。さらに、中途採用社員やインターン生の受け入れ時にも本システムを研修基盤として活用し、いかなる組織規模の変化にも対応できる、強固な育成体制の構築を目指します。
SAPI ロープレは、属人的な教育に頼らざるを得なかったエージェント事業において、教育の仕組み化と現場負担の解消を実現し、業界全体の生産性向上と、求職者および企業双方への提供価値最大化に寄与してまいります。
「SAPI ロープレ」とは
SAPI ロープレは、AIアバターを活用した実践型のロープレ研修システムです。主な特徴は以下の通りです。
■ AIアバターとの対話型トレーニングで、教育工数も削減
様々なペルソナのAIアバターとの対話を通じて、実務に近いロープレをいつでも実施できます。対面のロープレ相手となる上司・同僚の日程調整や稼働工数をかけずに、いつでも自分のペースで繰り返し練習できます。
■ 評価AIによる客観的なフィードバックで対応力向上
事前に設定した評価軸に沿ってロープレ内容を評価し、課題を明確に可視化することができます。評価者のスキルに左右されず、公正で一貫したフィードバックを提供します。
■ シーン作成AIによる自動シナリオ作成
AIとの対話だけで理想のロープレシーンを自動生成・編集できます。Web情報や社内マニュアルも取り込めるため、現場に即した実践的なシナリオ設計を誰でも簡単に行えます。
■ ロープレ動画の振り返り、コメントが可能
ロープレの録画や会話の文字起こしを確認できるので、研修を受けた本人はもちろん、管理者も内容を振り返り、今後の学習や重点的に指導するポイントとして活かすことができます。
■ダッシュボード機能で、学習状況を可視化し組織全体の育成力を向上
部門・チーム・個人といった単位でロープレの実施状況を確認できます。メンバーごとの習熟度や成長傾向が明確になるため、伸び率の高いメンバーやハイパフォーマーの兆しを早期に見つけやすくなり、成果を出している人の対応パターンをAI ロープレに落とし込むことで、育成の再現性も高まります。

「SAPI」は、人の知(Sapience)を拡張し、組織に溶け込むAI SaaSとして名づけました。
当社名の「Sapeet」にAIを組み込むことで、組織にも溶け込み活用可能なプロダクトシリーズであることを表しています。
「SAPI ロープレ」ホームページ:https://suite.sapeet.com/roleplay/
レバテック株式会社について
レバテック株式会社は、「日本を、IT先進国に。」というビジョンを掲げ、IT人材の仕事探し・採用支援を行うHR事業に加え、企業のDX推進・内製化支援を行う事業を多角的に展開。
企業と個人の両面から課題解決を行い、日本の経済成長を牽引することを目指しています。
会社名 :レバテック株式会社
所在地 :東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号
代表者 :代表執行役社長 泉澤 匡寛
URL :https://levtech.co.jp/
株式会社Sapeetについて
Sapeetは、AIで企業独自のベテラン知見を解析し、競争優位性につながるコア業務の価値を増幅・拡張するExpert AI事業を運営する東京大学発ベンチャーです。コミュニケーションAIや身体分析AIを使いやすいシステムとして提供し、企業のAI×人間の協業体制構築を支援します。
会社名 :株式会社Sapeet
所在地 :東京都港区芝五丁目13番18号 いちご三田ビル8階
代表者 :代表取締役社長 築山 英治
上場市場 :東京証券取引所 グロース(証券コード:269A)
URL :https://sapeet.com/
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