阪急電鉄では、神戸線のダイヤ改正を2016年3月19日(土)に実施します。
【神戸線 ダイヤ改正の主なポイント】
平日:朝ラッシュ時間帯
■10両編成「通勤特急」の最神戸方車両に、『女性専用車両』を設定します。
■運行途中での車両の増結・切り離しを減らし、所要時分の短縮を図ります。
平日:夜間・深夜時間帯
■神戸本線および伊丹線・今津(北)線・甲陽線において増発し、混雑率の低減と利便性向上を図ります。
【概要】
1.ダイヤ改正実施日
2016年3月19日(土)初発より
2.概要
〔平日・・・朝ラッシュ時間帯〕
■現行ダイヤでは、新開地発梅田ゆき「通勤特急」8両編成について、神戸三宮駅到着後、2両を増結していますが、それを取り止めて、始めから10両編成とした「通勤特急」を神戸三宮駅~梅田駅間で運行します。なお、この10両編成「通勤特急」の最神戸方車両は『女性専用車両』とします。
《ご参考》『女性専用車両』を設定する「通勤特急」
上り:神戸三宮駅発8本(6:53発~8:41発)・西宮北口駅発1本(6:52発)
下り:梅田駅発4本(7:13発~7:59発)・西宮北口駅発1本(7:18発)
■現行ダイヤでは、神戸三宮発梅田ゆき「通勤急行」8両編成について、西宮北口駅到着後、2両を増結していますが、それを取り止めて8両編成で運行し、所要時分の短縮を図ります。さらにこの「通勤急行」は、新開地駅または高速神戸駅始発とし、神戸三宮駅で同駅始発の10両編成「通勤特急」に接続します。また、西宮北口駅では「通勤特急」と「通勤急行」の発着ホームを変更し、混雑している「通勤特急」は乗降分離が可能なホーム(4号線)を使用することにより、梅田ゆきホームおよび階段などの混雑緩和を図ります。
〔平日・・・夕ラッシュ時間帯〕
■下り列車は、現行ダイヤと同じダイヤパターンで運転します。
■上り列車は、「特急」の所要時分の短縮を図ります。
《ご参考》上り「特急」新開地駅発梅田行 約3分短縮
〔平日・・・夜間・深夜時間帯〕
■深夜時間帯の混雑率の低減と更なる利便性を図るために、現行ダイヤでは梅田駅23時00分発以降15分間隔で運行している「快速急行」「普通」(23時00分発までは10分間隔で運行)を各1本増発し、梅田駅23時30分発まで10分間隔で運行します。神戸本線の増発にあわせて、接続する伊丹線・今津(北)線・甲陽線も増発します。
〔平日・・・昼間時間帯 および 土休日〕
■現行ダイヤと同じダイヤパターンで運転します。
3.列車種別ごとの停車駅一覧
列車種別ごとの停車駅は、現在と変更ありません。
4.「通勤特急」(10両編成)への『女性専用車両』の設定について
当社では、『女性専用車両』の導入が、「人にやさしい、魅力ある鉄道サービス」を実現するためのサービス水準向上に有効な施策であると考え、このたびの神戸線のダイヤ改正にあわせて、同線の朝ラッシュ時間帯に走行する「通勤特急」(10両編成のみ)の最神戸方の車両に『女性専用車両』を設定します。
なお、京都本線では、2002年12月から平日ダイヤ運行日の終日、「特急」「通勤特急」の2人掛けシートのある車両に、宝塚本線では2015年3月から平日朝ラッシュ時間帯の「通勤特急」(10両編成)の最宝塚方車両に『女性専用車両』を設定しています。
※目の不自由なお客様は、『女性専用車両』にご乗車になれます。
※「女性のお客様にご同伴の小学6年生以下の男性のお子様」 「お体の不自由なお客様と介護者のどちらかが女性の場合に同伴される男性」もご乗車になれます。
阪急電鉄 http://www.hankyu.co.jp/
リリース http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/3900.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1