明日11月2日(土)Aichi Sky Expo展示ホールD(愛知県常滑市)
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)準決勝第二局(東海大会)は二回戦第四局で佐々木大地七段を破った藤井聡太JT杯覇者と二回戦第三局で丸山忠久九段を破った広瀬章人九段が対局。愛知県常滑市のAichi Sky Expo展示ホールDで開催される。事前申し込みにて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時55分からABEMAでも生中継される。
準決勝第二局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/CfXNeVXmaovMBd
■対局の見どころ
両者の対戦成績は、14戦で藤井JT杯覇者の11勝3敗。戦型の内訳は、角換わり腰掛け銀が最多で7局、相掛かりが5局、矢倉が1局、後手の広瀬九段が4手目△4四歩から雁木という戦いが1局となっている。時間の短い早指し棋戦では1度も対戦がなく、早指しという舞台ではこの「JT杯」が初めての激突となる。今回の戦型は、両者得意の角換わり腰掛け銀あるいは相掛かりの戦いとなることが予想される。広瀬九段が何か変化球を用意する可能性もあるが、やはり真正面からぶつかり合う戦いになる可能性が高い。藤井JT杯覇者は史上二人目の三連覇へ向けての大事な一番、広瀬九段も初優勝を狙う上で負けられない。まずは戦型選択を含め、どのような駒組みになるのか。そしてどちらが仕掛けていくのか。両対局者の戦略構想が試される序盤から中盤、そして緊迫の終盤へと手に汗を握る1局になることは間違いない。
■注目の対局を盛り上げる解説陣
(写真)左から 解説/斎藤慎太郎 八段 聞き手/藤田 綾 女流二段 読み上げ/小高佐季子 女流初段
大盤解説は、居飛車党でじっくりした将棋を好む斎藤慎太郎八段。「好きを通り越して愛している」と公言するほどの詰将棋愛好家で詰将棋解答選手権の優勝経験もある。藤井JT杯覇者と広瀬九段も詰将棋を愛好し、終盤に妙手を繰り出すことが多いタイプであり、この二人のスリリングな終盤を観戦のファンにわかりやすく解説するには斎藤八段は適任だ。
■「JTプロ公式戦」トーナメント表
※タイトル・段位は2024年11月1日現在のものです。
■ABEMAでの生中継スケジュール
※放送開始時間は変更になる可能性があります。
■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。
みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。
■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi
■お問合せ
将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6039 東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。