株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:吉田 守孝)とインドの連結子会社であるAISIN AUTOMOTIVE HARYANA PRIVATE LIMITED(インド・ハリヤナ州 以下、AHL)は、成長市場であるインドにおける事業拡大をめざし、AHL既存工場の拡張およびマハラシュトラ州での新工場設立を決定しました。総投資額は約320億円を予定しています。
当社は1990年代よりインドで車体製品の生産を開始し、市場動向や顧客ニーズに合わせて生産体制の強化を推進してきました。現在ではインド国内4拠点※1において、車体製品のみならずブレーキやセンサー等の多様な製品の生産・開発・販売を行っており、2025年3月からは電動車の基幹部品であるeAxleの生産も開始しました。
インド自動車市場は今後も着実な成長が見込まれる中、従来主流であったマニュアル車からオートマチック車への需要シフトが進んでおり、これに伴い自動変速機※2の現地生産ニーズが一層高まっています。こうした状況を踏まえ、自動変速機の現地生産化と将来の機会創出に向けて、AHL既存工場を拡張し、マハラシュトラ州サンバジナガールにおいて新工場を設立することとしました。既存工場の拡張区、新工場ともに2029年中の稼働開始を予定しています。
アイシンはこれからも、地域ごとの関係性を深めながら、グローバルで持続的な成長をめざし、経営理念である「”移動”に感動を、未来に笑顔を。」の実現に取り組んでいきます。
インド本部長 モハン クマール コメント
インドは成長市場であり、当社のグローバル戦略の中でも最重要地域の一つです。今回の既存工場拡張とサンバジナガールでの新工場設立は、インド市場のニーズに応えるための大きな一歩となります。現地市場や顧客との連携をさらに深め、地域主体の経営を推進することで、インド市場での競争力を高め、インド自動車産業への貢献をめざします。
※1 AHL、AISIN AUTOMOTIVE KARNATAKA PRIVATE LIMITED、AT INDIA AUTO PARTS PVT. LTD. 、ADVICS India Private Limited
※2 オートマチックトランスミッション(AT)、無段自動変速機(CVT)
<既存工場拡張の概要>
1.所在地:インド・ハリヤナ州ロータク(AHL敷地内)
2.敷地面積:約2.4万平方メートル (拡張区のみ)
3.生産品目:無段自動変速機(CVT)
4.投資額:約160億円
5.稼働開始:2029年(予定)
ご参考:自動変速機の海外生産実証事業が経済産業省令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金に採択(2025年10月17日ニュースリリース)
<新工場の概要>
1.所在地:インド・マハラシュトラ州サンバジナガール
2.敷地面積:約8.6万平方メートル
3.生産品目:オートマチックトランスミッション(AT)、車体製品など
4.投資額:約160億円
5.稼働開始:2029年(予定)

AUTOMOTIVE HARYANA PRIVATE LIMITED (current view)