公益財団法人日本ハンドボール協会は、大学に在籍したまま、国内最高峰リーグであるリーグHでプレーする機会を得られる新制度「特別指定選手制度(Wエントリー)」を創設しました。
本制度は、今後の成長が期待される大学生選手に、トップレベルの環境で経験を積む機会を提供し、さらなる競技力向上を後押しすることを目的としています。

制度の概要
「Wエントリー」は、選手が大学チームとリーグHチームの双方に登録できる制度です。大学に在籍し、大学チームでの登録を維持したまま、リーグHの「特別指定選手」として登録することで、大学の公式戦とリーグHの公式戦の双方に出場することが可能となります。
日本ハンドボール協会の強化育成本部が中心となり、大学チーム、全日本学生ハンドボール連盟、リーグHが連携して、選手の育成環境を整えます。
本制度は、リーグHへの進路を拘束するものではありません。大学で競技を続ける選手が、より高いレベルで経験を積むための育成機会と位置づけています。
創設の背景
これまで、大学生選手がリーグHのチームでプレーするには、規程にもとづき、所属を学生チームの登録からリーグHへの登録に変更(移籍)する必要がありました。この場合、大学チームの登録を一度外すことになり、元の登録に戻すまでに一定の期間を要するため、大学に在籍しながらトップレベルの環境で経験を積む機会は限られていました。
日本ハンドボール協会は、こうした課題を踏まえ、大学の登録を維持したままトップレベルの環境で経験を積める新しい仕組みとして、本制度を設計しました。
対象と登録のしくみ対象選手
● 大学に在籍し、大学チームに登録している1年生から3年生の選手
● 4年生は対象外(リーグH各チームとの内定交渉と時期が重なり、制度の運用に支障が生じる可能性があるため)
登録の流れ
● 日本ハンドボール協会が、強化・育成の観点から候補となる選手を選定
● リーグH各チームと調整
● 大学、選手、受入チームの三者で覚書を締結
● 日本ハンドボール協会が「特別指定選手」として認定
登録人数・契約
● 登録人数:リーグH各チームにつき最大2名まで
● 契約区分:アマチュア選手
今後について
日本ハンドボール協会は、2026-27 リーグHの開幕に向けて、認定の手続きを進めています。認定された選手は開幕後、リーグH公式戦への出場が可能となります。
認定された特別指定選手の一覧は、決定後、日本ハンドボール協会より公表する予定です。
制度の詳細な運用については、大学チーム、全日本学生ハンドボール連盟、リーグHと連携しながら、必要な手続きを進めてまいります。