障害のある人とない人がお互いに尊重し支え合う「共生社会」の実現を
２０２３年１２月３日、「第２２回障がい者一日サロン」（主催：川西市障害者団体連合会 後援：川西市）をキセラ川西プラザ（火打）で開催。当日は、映画「ふたり～あなたという光～」の上映や障がい者団体・事業所による販売、バザー、手話体験コーナーを催した。
同イベントは、１２月３日から１２月９日までの障害者週間に合わせて開催。市民に広く障がい者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会・経済・文化、その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的としている。
当日は、障がい者の「きょうだい」に光を当てた短編（４５分）の障がい者を家族に持つということについて考えるきっかけになる映画「ふたり～あなたという光～」の上映（午前１０時半・正午・午後２時の３回上映。先着１２０人）と、クッキーや手作り雑貨など市内の障がい者団体・事業所による自主製品の販売、服や本などのバザー、手話体験コーナーの催しを開催した。
参加者は、「以前から手話に興味があったが、触れる機会がありませんでした。会場で手話を教えてもらい誰かと手話で会話してみたいと思いました」などと話した。
市障害福祉課長は、「川西市障害者団体連合会の皆さんの頑張りのおかげで、多くの方の来場があり、非常に良いイベントになったと思います。映画を通じて、障がいのある人を家族だけで支援することの難しさや、周りの人からの理解の大切さを感じてもらえたならうれしいですね」などと話した。
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