収集した不要な衣料をリサイクルして活用

エイチ・ツー・オー リテイリング(株)から市への寄贈の様子
　兵庫県川西市は、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社による「グリーンアップサイクル(R) 」プロジェクトで作成した防災マットの寄贈を受けました。
　本市とエイチ・ツー・オー リテイリング(株)は、令和5年3月17日に「市民の交流やまちの賑わい創出」「ごみの排出削減」の２つの分野で連携と協働に関する包括連携協定を締結しています。
　同社は、シナジーメディア(株)協力のもと、廃棄衣類に新たな付加価値を与え再利用することを目的とした「グリーンアップサイクル(R) 」プロジェクトに取り組んでおり、本市が目指す持続可能な循環型社会の実現に資することが期待されています。
　今回の寄贈は、エイチ・ツー・オー リテイリング(株)とシナジーメディア(株)が取り組む「グリーンアップサイクル(R)」としては、企業と自治体が共に取り組む全国初の事例です。
　寄贈された防災マットは、本市内の施設に設置した回収ボックスやイベントなどで回収した不要な衣類を材料とした「地域内資源循環」と、災害時の避難所で防寒対策に活用する「防災機能」の双方に貢献するものです。２枚１セットで体育館などでの避難時に床に敷くことで防寒対策やクッション材として活用することを想定しており、１枚の大きさは91cm×91cmで厚みは5mm。
　今回は約130kgの廃棄衣類が80枚の防災マットに加工されました。

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