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公益財団法人世界自然保護基金ジャパン

ミャンマー地震WWFジャパン緊急支援へのご協力のお願い

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WWFミャンマーが取り組んできた絶滅危惧種イラワジイルカの保護活動や、淡水生態系保全の活動地域への緊急支援

このたび、2025年3月28日に発生したミャンマー地震によりお亡くなりになった方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さま、ご家族の皆さまに心からお見舞い申し上げます。

WWFミャンマーが保全に協力して取り組んでいる、ミャンマー中部に位置するエーヤワディー川流域での絶滅危惧種イラワジイルカの保護活動や、淡水生態系の保全を行なっているインレー湖の現場でも、深刻な被害が発生したことが分かっています。WWFミャンマーと協力関係にある現地のイルカ保護活動家や漁業者たちの暮らしにも、大きな被害が及びました。

WWFでは、保全活動に取り組んでいる地域のコミュニティにおいて、住居や生活必需品を失った方々への衣食などの緊急支援や、支援金の配布を実施。また、漁具や漁船を失った漁業者の方々に、船の修理や、新しい漁網の購入支援などを行なっていますが、活動資金が不足しています。

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(東京都港区、会長:末吉竹二郎、以下 WWFジャパン)は、ミャンマー地震によって深刻な被害を受けている保護活動の現場と、活動地域のコミュニティを支援するため、寄付の窓口を開設しました。寄付は、PayPalによる募金またはYahoo!ネット募金で受け付けます。

・PayPalによる募金
「PayPalで募金」から「種類」欄を【ミャンマー地震被害対応の活動】に指定して申込みいただけます。
https://www.wwf.or.jp/members/bokin/

・Yahoo!ネット募金
下記ページより直接申込みいただけます。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/174014

今回の緊急支援とミャンマーにおけるWWFの自然保護活動について、また寄付のお申込みに関する注意点などは、以下WWFジャパンウェブサイトの活動記事で詳しくご紹介しています。
https://www.wwf.or.jp/activities/activity/5948.html

▼寄付の用途(2025年4月時点で実施・予定しているもの)
寄付は、WWFミャンマーが、自然保護プロジェクトで協力している、地域コミュニティの緊急支援活動に活用させていただきます。主な支援地域は、WWFミャンマーが保全活動に取り組んでいる、絶滅危惧種イラワジイルカの保全活動の現場であるエーヤワディー川流域、およびインレー湖周辺です。

お預かりした寄付は、下記の他にも、現場で緊急に必要とされる支援活動に、柔軟に活用させていただきます。


ミャンマーのエーヤワディー川流域に生息する絶滅危惧種イラワジイルカ ((C) Dolphin guardians)

- 地域コミュニティへの浄水装置や太陽光発電設備などの提供
- 破壊された村落での家の再建に必要な資材の購入支援
- 漁具や舟を失った漁業者への漁網の購入のための資金の提供
- 地震で浮上し、湖面を覆った貝殻の撤去費用とその作業に従事した住民への報酬
- 湖での貝殻と水質の調査。および地域への聞き取り調査 など
- 被災現場の人たちがニーズに合わせて自由に使える支援金の提供

WWFジャパン事務局長 東梅貞義のコメント
WWFミャンマーが取り組んできた活動はいずれも、地域の関係者との密接な協力と信頼、そして安定した暮らしに支えられているものです。
そして、今回の地震は、その根幹をゆるがし、現地の人々の暮らしと、貴重な自然や野生動物を守る継続的な取り組みを、危機に追い込もうとしています。
WWFミャンマーのスタッフは、交通網が寸断される中、11時間かけてインレー湖の現場へ乗り込み、現地が必要とする支援の聞き取りを行なうと共に、湖の状況と水質の調査を実施。私たちWWFジャパンやアメリカ、イギリス、ドイツなど、各国のWWF事務局は協力して、こうした現地の活動のサポートに取り組んでいます。
一日も早い被災地の復興と、保全活動の再開を実現するために、皆さまにはぜひ、この支援の輪に加わっていただきたいと思います。ご協力をどうか、よろしくお願いいたします。

WWFについて
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年に設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止などの活動を行なっています。 https://www.wwf.or.jp

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