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「旅するモーツァルト!」を特集 モーストリー・クラシック8月号 6月20日発売

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産経新聞社が発行する月刊音楽雑誌「モーストリー・クラシック」(公式サイトhttp://www.mostly.jp/)8月号が、6月20日に発売されました。今号の特集は「旅するモーツァルト!」。特集では、「モーツァルトの生涯と旅」「サリエリとモーツァルト」「名曲名盤」「現代のモーツァルト演奏家」などを取り上げています。

モーツァルトは1756年に生まれ、91年に亡くなりました。わずか35年の人生の3分の1、3720日も旅の空にありました。

父レオポルトは、ヨーロッパ各国の宮廷などにモーツァルトの才能を売り込む名“プロデューサー”でした。6歳でウィーンに赴き、マリア・テレジア女帝に謁見、演奏を披露します。フランスのルイ15世や、イギリスのジョージ3世にも会い、御前演奏をしています。初めてのイタリア旅行は1年3カ月以上にわたりました。14歳のモーツァルトが、ローマのシスティーナ礼拝堂でのみ演奏される秘曲「ミゼレーレ」を1度聴いただけで五線譜に書き起こした、というその天才性を物語るエピソードは、このときに生まれました。初恋を経験したのは旅先のマンハイム、パリでは最愛の母親を亡くしました。亡くなる3カ月前にもプラハに出かけています。モーツァルトの人生すべてが旅の中にあります。

日本のモーツァルト研究の権威、海老澤敏氏は「旅がなければ、彼という人間も音楽も考えられないでしょう」と話しています。

※表紙は父、姉ナンネルと3人で合奏するモーツァルトです

発行:産経新聞社
発売:日本工業新聞社
定価:1030円(税込み)
問い合わせ:モーストリー・クラシック編集部 電話03-3243-8503

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