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福岡県北九州市(北九州市役所)

北九州高専で宇宙アントレプレナーシップ教育プログラムを実施します!

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~国内外有数の起業家・研究者が北九州高専に集結~

 北九州市では、小型衛星の運用数が学術機関の中で世界1位の九州工業大学やものづくり企業の集積などのポテンシャルを活かして、宇宙産業の振興に取り組んでいます。
 このたび、未来産業の人材育成等において北九州市と包括連携協定を結ぶ北九州工業高等専門学校にて、宇宙スタートアップの起業家や大学の研究者を講師に招いて講義を行う宇宙アントレプレナーシップ(起業家精神)教育プログラムを実施します。
 これは、宇宙という未知のフィールドで挑戦を続けている起業家や研究者との交流を通じて学生のチャレンジ精神の醸成や、ワークショップを通じて学生の課題解決能力の向上を目的としていますが、プログラム全体を通して、学生が宇宙産業や起業に対して身近に感じ、将来的に宇宙業界における研究・就職・起業を選択肢として意識してもらうことも目的としています。

◆日時 令和7年12月16日(火) 10:45~16:15
◆会場 北九州工業高等専門学校 図書館2階 グループ学習室
    (北九州市小倉南区志井5-20-1)
◆参加者 知能ロボットシステムコース4年生
◆内容・スケジュール

第一部 10:45~12:15 宇宙業界で活躍する起業家・研究者との対話

内容:起業家・研究者による講話、質疑応答を通じての学生との交流
講師1.:(株)QPS研究所 代表取締役社長 CEO
大西 俊輔(おおにし しゅんすけ)氏

講師2.:東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 准教授
五十里 哲(いかり さとし)氏 ※北九州高専OB

第二部 13:00~16:15 人工衛星開発ワークショップ

内容:人工衛星を開発する際に行う「MDR(ミッション定義審査)」を模擬的に実施、人工衛星を打ち上げる目的について、各グループで検討・発表
講師3.:九州工業大学大学院工学研究院 宇宙システム工学研究系 教授
北村 健太郎(きたむら けんたろう)氏

※第一部の講師陣も各グループの発表の講評に参加予定

◆講師のご紹介◆

株式会社QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西 俊輔九州大学大学院航空宇宙工学専攻博士課程を修了。
学生時代から現在にいたるまで、十件を超える小型人工衛星開発プロジェクトに従事。特に、大学院在籍時のQSAT-EOS(九州大学を中心とした九州地区の大学・企業による50kg級小型衛星プロジェクト)では2008年5月より学生プロジェクトリーダーとしてシステム全般の指揮ならびに大学・企業のメンバーのマネジメントを行い、2014年11月に衛星打上げを成功させた。
九州より世界の宇宙産業にインパクトを与えるべく、2013年10月有限会社QPS研究所に主任研究員として入社、2014年4月に同社の代表取締役社長に就任。現在は世界トップレベルの小型SAR衛星の開発・運用を行っている。2023年12月に同社を東証グロース市場への上場に導く。

東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 准教授 五十里 哲生まれてから20歳まで北九州市で過ごす。北九州工業高等専門学校入学後、高専ロボコンに参加し、ロボット開発にのめり込む(2007年には全国優勝)。北九州高専卒業後、東京大学航空宇宙工学科に編入し、同大学航空宇宙工学専攻で博士(工学)を取得。その後ドイツ航空宇宙センター(DLR)客員研究員併任を経て、2024年より東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻准教授。現在、他の大学や企業と連携しながら、複数の超小型衛星による高精度の編隊飛行(フォーメーションフライト)技術等についての研究に注力。

九州工業大学大学院工学研究院 宇宙システム工学研究系 教授/革新的宇宙利用実証ラボラトリー施設長 北村 健太郎2001年九州大学博士後期課程修了(地球惑星科学専攻)。その後、九州大学や情報通信研究機構(NICT)の研究員、徳山工業高等専門学校教授を経て、2020年より九州工業大学教授。超小型衛星の開発研究、超小型衛星を利用した科学ミッション(宇宙天気科学)など宇宙利用の促進研究、超小型衛星用コンポーネントや観測機器開発に関する研究に注力している。現在は同大学の革新的宇宙利用実証ラボラトリーの施設長として、超小型衛星を中心とした宇宙セクターの多様化を目指している。

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