IoTユースケースから推奨システム構成を解説、AIや衛星通信を活用したIoTシステムの設計ノウハウを新たに公開
株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:玉川 憲)は、IoTシステム設計ガイド「アーキテクチャーセンター」を拡充し、AIや衛星通信を活用したIoTアプリケーション向けの設計ノウハウを新たに公開しました。同ガイドは、典型的なIoTユースケースから推奨されるシステム構成を解説するもので、IoTシステムの設計や導入を検討するユーザーを対象としています。

IoTシステムの構築には、デバイスやセンサー、通信、クラウド、データ処理、セキュリティなど、さまざまな技術を組み合わせる必要があります。さらに、利用環境やデバイス数、通信量、消費電力、運用方法などを考慮し、目的に合った技術を選び、システム全体を設計することが不可欠です。こうした課題に対し、ソラコムは創業以来「誰もがIoTを活用できる環境づくり」を推進し、ユーザーがさまざまな課題を自己解決できるよう、技術資料や事例の公開を通じてノウハウの共有を進めてきました。
アーキテクチャーセンターは、ソラコムが2015年のサービス提供開始以来、さまざまな業界のプロジェクトを支援するなかで蓄積してきた実績と、専門家の知見をもとに、IoTシステムを構成する要素や設計の考え方、技術選択のポイントなどを体系的に紹介しています。これにより、網羅的な知識がなくても、それぞれの目的に適した構成やベストプラクティス、設計の勘所などを把握できます。ソラコムはこうした情報提供を通じて、拡張性やメンテナンス性の高いシステムの構築を支援しています。
この度、近年増加するユースケースをもとにガイドを追加公開しました。追加したのは、(1)コネクテッド製品に通信を組み込む際の、製造時と出荷後を見据えた通信設計、(2)生成AIをはじめとするAI技術をIoTアプリケーションに活用する際の処理設計、(3)セルラー通信が届きにくい場所での利用を踏まえた、衛星通信を含む通信選択、の3テーマに関する以下のコンテンツです。
■出荷後に使う回線の選択と変更を設計する
製造時に固定する要素と出荷後に変更できる要素を分け、接続先の通信キャリア、サブスクリプション、プロファイルの選択方式と組み合わせを整理します。
■セルラー・Wi-Fi・有線・衛星の使い分けと設計
セルラー、Wi-Fi、有線、衛星、それぞれの通信の特性を踏まえ、利用環境や用途に応じた通信方式の選択や組み合わせ方を紹介します。
■AI処理の配置とタイミング
IoTデバイスから取得したデータをAIで処理するにあたって、デバイス、エッジ、クラウドのどこで処理するのか、またリアルタイム処理と蓄積後の処理をどう使い分けるのかなど、AIをIoTシステムに組み込む際の設計の考え方を紹介します。
詳細はSORACOM アーキテクチャーセンターのドキュメントをご覧ください。
https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/
あらゆる製品がコネクテッドになり、データが活用され、自動で制御される未来が見えてきています。ソラコムは、プラットフォームの拡充と、ユーザー向けの知見の公開、共有を通じて蓄積してきたノウハウをもとに、実現したいIoTシステムをよりよく構築・運用できるよう支援していきます。こうした「AIとIoTテクノロジーの民主化」を通じて、今後も、より多くのイノベーションの創出を目指します。
ソラコムについて
AI/IoTプラットフォームSORACOMは、世界200以上の国と地域でつながるIoT通信を軸に、IoTを活用するために必要となるアプリケーションやデバイスなどをワンストップで提供しています。製造、エネルギー、決済などの産業DXから、イノベーティブなスタートアップ、農業や防災など持続可能な地域社会を支える取り組みに至るまで、さまざまな業界・規模のお客様にご活用いただいています。
ソラコムコーポレートサイト https://soracom.com