株式会社小学館集英社プロダクション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築伸一郎、以下ShoPro)は、当社の運営する保育施設の15周年記念として、絵本『あいちゃんのおねがい』を制作いたしました。
当社の保育施設は‟あったかい心をもつ子どもに育てる”という保育理念のもと、2022年2月に15周年を迎えました。この15周年の機会に、「日々の保育園での“あったかい”出来事を何かの形で残したい!」という想いから、保育施設で勤務する職員より‟あったかい”エピソードを募集し、応募27作品の中から選ばれた1作品をShoPro保育施設15周年記念絵本『あいちゃんのおねがい』として制作いたしました。
制作にあたっては、絵本作家・ささきありさんに本文を、イラストレーター・斉藤みおさんに挿絵を手がけていただくことにより、ユーモアのあふれた素敵な一冊に仕上がっています。
現在のところ、一般発売の予定はございませんが、保育施設職員・関係者への進呈、採用活動での配布を予定しております。
私たちの日常でもある"あったかい保育"の雰囲気を感じていただける絵本となっておりますので、ぜひご注目ください。
■ShoPro本育(R)あそび 教育アドバイザー 児玉ひろ美先生 推薦コメント
保育のなかで出会う子どもの言葉やしぐさ、表情。それらは、語彙も少なく言葉の扱いにも慣れていない子どもの、あふれでた心です。心は、受けとめる者がいなければ、すぐに消えてなくなります。あいちゃんからあふれでた、あったかい心を保育者が丁寧に受けとめ、絵本『あいちゃんのおねがい』が生まれました。この絵本の主人公は、あいちゃんであると同時に、日ごろから子どもの小さな言葉やしぐさ、表情を、見逃すことなく受けとめている保育者たちでもあるのです。
<児玉ひろ美先生 プロフィール>
東京都在住。公立図書館司書とJPIC読書アドバイザーのふたつの立場から子どもの読書推進活動を展開。幼稚園・保育園から中学生まで、お話し会やブックトークの実践とともに、成人への講座や講演を行う。近年は大学にて「児童文化」「絵本論」の講義を担当し、「2021・2022・2023年度ブックスタート赤ちゃん絵本 選考委員」でもある。著作に『0~5歳子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)等があり、雑誌やWEBでも連載中。