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ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク

【TIFFANY & CO.】アメリカ独立宣言署名250周年を記念し、ティファニーが修復した歴史的な「アストロノミカル クロック」を公開

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ティファニーは、アメリカ独立宣言署名250周年を記念し、1893年にシカゴで開催されたコロンブス記念万国博覧会のために製作した歴史的な「アストロノミカル クロック」を公開いたします。この時計のムーブメントには、主に天文学に関する21もの複雑機構が搭載されています。その多くは現代の時計製作ではほとんど見ることのできない機構であり、中でも、アメリカ合衆国の独立からの経過年数を表示するこの機構は唯一無二のものです。2026年には、この歴史的な節目を記念し、「250th」を表示します。

2025年にティファニーが取得した本作は、ジュネーブにあるティファニーの時計製作工房において約7か月をかけて丹念に修復しました。外観の美しさと精緻な機械式時計としての性能の双方に細心の注意が払われています。2026年7月3日にお披露目した後は、ニューヨーク5番街727番地に位置するティファニーのフラッグシップ ストア「ザ ランドマーク」に展示され、一般公開されます。

ルイ15世様式を採用したケースは、高さ約2.5メートルを誇り、優美なフローラルモチーフの彫刻と精巧なマルケトリー(象嵌細工)が施されています。正面には、金彩の縁取りを施した13枚の銀製および彩色された文字盤が、カリフォルニア産マザー オブ パールを象嵌したフレームに美しく配されています。本作は、ユニオン スクエアにあったティファニーストアの4階工房において、ティファニーのマスタークロックメーカーであるジョセフ・リンダウアーの指揮のもと製作されました。完成までには2年以上を要し、ティファニーの職人たちの卓越した技術と情熱が結集された、時計製造の歴史を象徴する傑作です。

ティファニーの時計製作の歴史は、1847年に時計およびクロックの販売を開始したことに始まります。1868年にはジュネーブにオフィスと時計組立工房を開設し、1874年には同市の中心部にマニュファクチュールを設立しました。大西洋の両岸で活躍したティファニーの時計職人たちは、卓越した技術力と時計製造の専門知識をもとに、数々の革新的な機構を開発・特許取得しました。その歩みは、デザイン、クラフトマンシップ、そして技術革新への揺るぎない探求心を体現しています。

「アストロノミカル クロック」の修復と、アメリカ独立宣言署名250周年に合わせた今回の公開は、ティファニーが時計製作の歴史において築いてきた重要な役割と、卓越したクラフトマンシップのレガシーを改めて示すものです。この唯一無二の文化遺産を受け継ぐ存在として、ティファニーは、その起源を讃え、コレクターや歴史家の心にも響く貴重な作品を通じて、歴史を守り、未来へと継承する重要な役割を担っています。

「アストロノミカル クロック」は、天体の複雑な相互作用をひとつの時計で表現する21もの複雑機構を備えている点でも極めて特別な存在です。365日暦や24時間表示による日常の時間から、天文学的現象を直接追跡する機構まで、多様な時間の概念をひとつのタイムピースに融合しています。

テクニカル インフォメーション
正面には、カリフォルニア産マザー オブ パールを象嵌したフレームの中に、金色の縁取りを施した13枚の銀製および彩色された文字盤が配されています。上部の文字盤には、背景の空とともに、太陽と月の見かけ上の位置が示されています。その下には水平線上に海が表現され、あらゆる時刻の潮の満ち引きを示します。さらに2つの文字盤が続き、右側は永久カレンダーとして、黄道十二宮、月、日付、曜日、うるう年、西暦を表示します。左側の文字盤は24分割されたディスクで、グリニッジを基準とする経線と度数を示します。また、この文字盤には世界の主要31都市が記され、別の回転プレートによって各地の昼夜の時刻を表示します。

複雑機構
- ウェストミンスター カリヨン
時計正面からは見えない機構で、時刻と15分ごとの経過をチャイムで知らせます。
- 標準時表示
- 永久カレンダー
曜日、日付、月の長短、年、うるう年を表示し、黄道十二宮も示します。
- 時・分表示
現地時間、グリニッジ標準時、ワシントンD.C.時間を表示します。
- ワールドタイム
世界31都市の現地時間を同時に表示します。
- 太陽・月表示
・太陽の見かけ上の位置・日の出時刻・日の入り時刻・月の見かけ上の位置・月相・潮汐(海の上に位置する水平線によって表現)
- 歴史表示
- アメリカ独立
1776年からの経過年数を表示します。
- ユリウス周期
1583年に導入された、長期的な天体周期の計算を簡易化するための連続した年数表示を行う、希少な天文表示です。
- 天文表示
- 均時差
24時間制の日常時間と、実際の太陽時との差を示します。
- 太陽周期
曜日の配列を決定するために用いられる28年周期の中で、その年がどの位置にあるかを示します
- 太陽の赤緯
太陽光線と地球の赤道面との角度を示します。地球の地軸の傾きにより一年を通じて変化し、夏至に最大、冬至に最小となります。
- 月の赤緯
天の赤道に対する月の位置を示します。月の傾いた軌道によって変化し、空における月の高さに影響します。
- 黄金数
19年のメトン周期において、新月の日付を示すために暦で用いられる数字の列です。
- エパクト
1月1日時点における教会暦上の月齢を示し、主に復活祭の日付を決定するために用いられます。太陽年と太陰年の長さの違いにより、エパクトは年ごとに変化します。
- 主日文字
特定の日付の曜日を決定し、任意の年の教会暦を作成する際に間接的に用いられる希少な複雑機構です。

最後の3つの複雑機構は、単独でも極めて希少であり、組み合わせることでさらに唯一無二の機能を発揮します。太陽周期、主日文字、そして黄金数から導き出されるエパクトを用いることで、春分後の教会暦上の満月を算出し、その満月の後に訪れる最初の日曜日を復活祭として定めます。

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