公益財団法人サントリー文化財団(理事長 鳥井信吾)は、2026年8月19日(山崎正和氏没後6年の命日)より「山崎正和アーカイブ」第二期を公開します。(https://archive.yamazaki-masakazu.jp/)
山崎正和氏逝去後、ご遺族からサントリー文化財団に「蔵書類」、「資料類(手書き書類等含む)」を寄贈いただきました。これを受け、将来の学術研究に資することを目的として寄贈品を整理・記録・保管し、デジタル化したデータベースを構築するとともに、閲覧プラットフォームを2025年8月19日に公開しました(ニュースリリースNo.14872参照)。
第二期では、整理・分類および保管作業を終えた資料のうち、自筆原稿や創作メモなど493点・4,513ページを新たに公開します。あわせて、検索・分析機能も拡充しました。
資料には、山崎正和氏自身による自筆原稿や創作メモ、講演・執筆の準備資料など、多彩な一次資料が含まれます。これらは、劇作家、評論家、教育者として幅広い分野で活躍した山崎氏の創作過程や、時代と向き合いながら思索を深めてきた軌跡を示す貴重な記録であり、その多面的な知的営為をたどることができます。
今回追加した資料は、第一期で公開した蔵書類と異なり、明確なタイトルがないものが多いため、閲覧プラットフォームでは、各資料の冒頭約200~300字を文字起こしするとともに、ノート類には内容を踏まえた見出しやタイトルを付与し、メタデータとして提供することで検索性を高めました。また、メタデータに含まれる語の関係性を分析し、関連性の強度に基づく二次元マップを生成しました。利用者は、資料群に現れる用語の全体像を俯瞰しながら、マップ上の語をクリックして関連資料を検索することができます。
本アーカイブは、研究者のみならず、一般の利用者にとっても、山崎正和氏の思想や創作活動に新たな視点から触れることができる閲覧環境を提供します。
今後もサントリー文化財団は、「山崎正和アーカイブ」の充実を図り、将来の学術研究に資する取り組みを進めていきます。
〈「公益財団法人サントリー文化財団」について〉
サントリー文化財団は、サントリーの創業80周年を記念して、1979年2月に大阪で設立されました。その目的は、国際化、情報化、高度大衆化社会の時代に応えて、それを支える学術研究の育成、文化活動の振興ならびに国際理解の促進に寄与することにあります。
以上