2015年4月1日に行った「2015年度入社式」において、弊社代表取締役社長・和崎信哉は、新入社員8名に向けて、次のように訓示しました。
代表取締役社長 和崎信哉の訓示
入社おめでとう。皆さんが今日からWOWOWの一員となることを心から歓迎する。
WOWOWは、1991年4月に開局した。20周年を迎えた2011年10月にはフルハイビジョン・3チャンネルが開局し「第2の創業」としてブランドを再構築した。そして、次のターニングポイントは2020年になると考えている。東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、日本の社会全体が大きく変わっていくからである。当然、放送業界もこの世界的なビッグイベントに向けて変革の時を迎え、4K/8K、スマートテレビといった次世代放送サービスが実用化される。
2020年に向けて、私たちが目指す未来の姿を「VISION 2020」という理念にまとめた。その中でWOWOWは、エンターテインメント感度の高い500～700万人を熱狂させ、強固な関係を築くことを目指している。そこで重要になるのは、「エンターテインメント」と「エンゲージメント」という２つのキーワードである。
WOWOWが目指す「エンターテインメント」とは、独創的で先駆的なコンテンツを提供することである。私たちの目利きで世界中から一流のコンテンツを調達するだけでなく、ドラマWやノンフィクションWなどの上質なオリジナル番組を自ら制作していく。「エンゲージメント」とは、コンテンツを通じて会員の皆様と強い絆を築くことである。私たちは、「TV＆Web＆Real」という３つの柱で、会員の皆様に総合的なエンターテインメント体験を提供していく。
「エンターテインメント」と「エンゲージメント」を実現するために大切なことは、「お客様目線」である。そのためには、人々の変化を敏感に感じとり、時代の半歩先を行くコンテンツやサービスを提供することが重要である。会員一人ひとりのニーズを把握し、制作、営業、プロモーションなど全ての業務で、「会員が何を求めているか」を常に考え、仕事に取り組んでほしい。
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