株式会社NEXER Group・製造業の仕事に対するイメージと実態に関する調査

■製造業のイメージと現場の実態の違いとは
スマートフォンや食器、車など、私たちの身の回りにある多くのモノは、誰かの手によってつくられています。
しかし、「製造業で働く」と聞くと、体力が必要な仕事や、同じ作業を繰り返す仕事をイメージする人も少なくありません。
その一方で、製造業では人材不足が大きな課題となっており、働き手の確保が求められています。
では、一般的に持たれているイメージと、実際の製造業の現場にはどのような違いがあるのでしょうか。
ということで今回は株式会社スタッフブレーンと共同で、事前調査で「現在働いている、もしくは求職中」と回答した全国の男女300名を対象に「製造業の仕事に対するイメージと実態」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupと株式会社スタッフブレーンによる調査」である旨の記載
・株式会社スタッフブレーン(https://www.staffbrain.com/)へのリンク設置
「製造業の仕事に対するイメージと実態に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月3日 ~ 7月9日
調査対象者:事前調査で「現在働いている、もしくは求職中」と回答した全国の男女
有効回答:300サンプル
質問内容:
質問1:「製造業(モノづくり)の仕事」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか(複数選択可)
質問2:製造業の人材不足について、どのように感じていますか。
質問3:製造業の人材を増やすために効果的だと思う取り組みを教えてください(複数選択可)
質問4:製造業で就業した経験はありますか?
質問5:実際に働いてみて、事前のイメージと異なった点はありましたか。
質問6:この業界で働いて良かったと感じる点を教えてください。
質問7:この業界に改善してほしいと感じる点を教えてください。
質問8:製造業(モノづくり)の仕事に興味はありますか。
質問9:働くことを検討する際、どのような情報やサポートがあれば安心できますか(複数選択可)
質問10:その中で最も重要だと思うものを選び、その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■52.3%が、「製造業(モノづくり)の仕事」に「技術が身につく」というイメージがあると回答
まずは、事前調査で「現在働いている、もしくは求職中」と回答した方に、「製造業(モノづくり)の仕事」と聞いて、どのようなイメージを持っているか聞いてみました。

「製造業(モノづくり)の仕事」と聞いて持つイメージをたずねたところ、最も多かったのは「技術が身につく」で52.3%でした。次いで「体力が必要」と「単調な作業が多い」がともに36.0%、「危険・きつい」が26.7%、「安定している」が24.3%と続きます。
今回の結果から、製造業に対しては「技術が身につく」という前向きなイメージを持つ人が最も多いことがわかりました。
一方で、「体力が必要」「単調な作業が多い」「危険・きつい」といった印象も一定数あり、製造業の仕事にはさまざまなイメージが存在しているようです。
実際の製造現場では、製品を形にするための専門的な知識や技術が求められる一方、近年では設備の進化や作業環境の改善も進んでいます。
従来のイメージだけでは見えにくい、製造業の多様な働き方にも注目が集まっているのかもしれません。
■82.0%が、製造業の人材不足を「深刻だと感じる」と回答
続いて、事前調査で「現在働いている、もしくは求職中」と回答した方に、製造業の人材不足について、どのように感じているのか聞いてみました。

その結果、「とても深刻だと感じる」が34.7%、「やや深刻だと感じる」が47.3%と、合わせて82.0%の人が、深刻さを実感していることがわかります。
一方で、「あまり深刻だと感じない」は18.0%にとどまりました。
82.0%の人が「深刻だと感じる」と回答していることからも、現場を支える人材の確保が重要なテーマになっていることがうかがえます。
一方で、人材不足は見方を変えると、製造業で働くことを検討する人にとって、新たな活躍の場が広がっているともいえるでしょう。
技術を身につけながら長く働ける環境や、未経験から挑戦できる機会が増えている点にも注目したいところです。
■73.0%が、製造業の人材を増やすために効果的だと思う取り組みは「待遇(給与・福利厚生)の改善」と回答
続いて、事前調査で「現在働いている、もしくは求職中」と回答した方に、製造業の人材を増やすために効果的だと思う取り組みを聞いてみました。

最も多かったのは、「待遇(給与・福利厚生)の改善」で73.0%でした。
次いで「未経験者への教育支援の充実」が39.7%、「柔軟な働き方(シフト・時短など)の導入」が39.0%、「職場環境や設備の改善」が36.7%と続きます。
7割以上の人が、製造業の人材不足を解消するためには、給与や福利厚生といった待遇面の改善が重要だと考えていることがわかりました。
一方で、働きやすさや成長できる環境づくりも求められており、「未経験者への教育支援の充実」が上位に挙がっていることからも、経験の有無に関わらず挑戦できる仕組みも求められているようです。
製造業で働く魅力を高めるためには、待遇面の充実だけでなく、「安心して技術を身につけられる環境」や「長く働き続けられる職場づくり」も重要になってくるのかもしれません。
■35.7%が、「製造業で就業した経験がある」と回答
続いて、事前調査で「現在働いている、もしくは求職中」と回答した方に、製造業で就業した経験があるか聞いてみました。

その結果、「ある」が35.7%、「ない」が64.3%でした。
製造業で働いた経験がある人は一定数いる一方で、まだ経験したことがない人も多いことがわかります。
製造業に対するイメージはさまざまですが、実際の仕事内容や働き方については、経験して初めて知る魅力も少なくありません。
未経験者が仕事内容を具体的に知る機会や、安心して挑戦できる環境づくりが、人材確保につながるポイントになりそうです。
■46.7%が、製造業で実際に働いてみて「ギャップを感じている」と回答
続いて、製造業で就業した経験があると回答した方に、実際に働いてみて、事前のイメージと異なった点はあったか聞いてみました。

その結果、「大きく異なった」が14.0%、「やや異なった」が32.7%と、合わせて46.7%が、何らかのギャップを感じていることがわかりました。
一方で、「あまり異ならなかった」は39.3%、「まったく異ならなかった」は14.0%となっています。
続いて、この業界で働いて良かったと感じる点と、改善してほしいと感じる点も聞いてみました。一部紹介します。
この業界で働いて良かったと感じる点を教えてください。
・やりがいがある。(30代・男性)
・体力や筋力がついた。(30代・男性)
・自分が関わった商品を街中で見れらる。(40代・男性)
・もの作りの充実を味わえる。(40代・女性)
・私は単純作業が好きで向いてます。楽しいです。(40代・女性)
・技術を身に付けると転職に有利。(50代・男性)
この業界に改善してほしいと感じる点を教えてください。
・給与が安い。(30代・男性)
・働き方に融通が効かないこと。(30代・男性)
・作業で覚えることが多いので、ゆっくり身に付けられるようにしてほしい。(40代・女性)
・未経験の初心者でも気軽に作業できるようにマニュアル文書を充実させてほしい。(40代・男性)
・雇用が不安定。(40代・男性)
・ライン作業の改善。従業員の態度の改善。(50代・女性)
働いて良かったと感じる点としては、「自分が関わった商品を街中で見られる」「もの作りの充実を味わえる」といった、製造業ならではのやりがいや達成感がうかがえる声が見られました。
また、「技術を身に付けると転職に有利」という意見からも、経験を積むことで自身のスキルとして活かせる点に魅力を感じている人もいるようです。
一方で、改善してほしいと感じる点としては、「給与が安い」「働き方に融通が効かないこと」「作業で覚えることが多いので、ゆっくり身に付けられるようにしてほしい」といった改善を求める声もありました。
製造業の魅力をさらに高めるためには、ものづくりのやりがいや技術を身につけられる環境に加えて、待遇面の改善や未経験者でも安心して学べる仕組みづくりが重要になってくるのかもしれません。
■製造業で就業した経験がない人の31.1%が、「製造業(モノづくり)の仕事に興味がある」と回答
続いて、製造業で就業した経験がないと回答した方に、製造業(モノづくり)の仕事に興味があるか聞いてみました。

その結果、「とても興味がある」が3.1%、「やや興味がある」が28.0%と、合わせて31.1%でした。
一方で、「あまり興味がない」は36.3%、「まったく興味がない」は32.6%となっています。
製造業で働いた経験がない人の中にも、3割以上が「興味がある」と回答しており、一定の関心を持っている人がいることがわかりました。
製造業は、身近な製品を生み出すやりがいや、専門的な技術を身につけられる魅力がある仕事です。
実際の仕事内容や職場環境を知る機会が増えることで、これまで選択肢に入れていなかった人にも、新たな働き方のひとつとして関心が広がっていくのかもしれません。
■製造業で就業した経験がない人の39.9%が、「職場見学や体験入社の機会」があれば安心と回答
最後に、製造業で就業した経験がないと回答した方に、働くことを検討する際、どのような情報やサポートがあれば安心できるか聞いてみました。

最も多かったのは「職場見学や体験入社の機会」で39.9%でした。
次いで「入社前の教育制度が整っていること」が36.3%、「資格取得の支援があること」が34.2%、「安全衛生教育が充実していること」が33.7%と続きます。
さらに最も重要だと思うものとその理由も聞いてみたので、一部紹介します。
「職場見学や体験入社の機会」と回答した方
・見学。その会社に早く馴染めそう。(20代・女性)
・体験することで実感しやすくなるから。(40代・女性)
・従業員のモラルがしっかりしていること。ノルマに追われて不良品を通したり、ハラスメントが横行している職場では働きたくない。職場見学で見抜くことができれば幸い。(40代・男性)
「入社前の教育制度が整っていること」と回答した方
・入社前研修。不安が解消されるのを期待できるので。(40代・男性)
・研修制度がしっかりしていると安心して臨める。(50代・女性)
・研修制度がしっかりと整っていて、安心して業務に取り組める体制がある事。(50代・男性)
「資格取得の支援があること」と回答した方
・資格を取れれば潰しが効くから。(40代・男性)
・資格を取ること。転職にも役立つ。(40代・女性)
・資格が取得できれば、技術が身に付きやすくなるから。(50代・男性)
「職場見学や体験入社の機会」に最も票が集まったことから、製造業で働いた経験がない人にとっては、事前に仕事内容や職場の雰囲気を知れることが、就業を検討するうえで重要なポイントになっていることがわかります。
実際に、「体験することで実感しやすくなるから」「その会社に早く馴染めそう」といった声があり、仕事内容だけでなく、職場環境を確認したうえで働きたいという意識がうかがえました。
また、「入社前の教育制度が整っていること」についても、「不安が解消されるのを期待できる」「研修制度がしっかりしていると安心して臨める」といった意見が見られ、未経験者にとって教育やサポート体制の充実が大きな安心材料になっているようです。
さらに、「資格取得の支援があること」も重視されており、将来につながるスキルを身につけられる環境を求める声もありました。
製造業の人材不足を解消するためには、待遇面の改善だけでなく、未経験者が安心して挑戦できる情報提供やサポート体制を整えることも重要になってくるのかもしれません。
■まとめ
今回の調査では、82.0%の人が製造業の人材不足を「深刻だと感じる」と回答し、人材確保が大きな課題となっていることがわかりました。
また、73.0%が効果的な取り組みとして「待遇(給与・福利厚生)の改善」を挙げています。
「製造業(モノづくり)の仕事」に対するイメージでは、「技術が身につく」が52.3%で最も多く、就業経験者からも「やりがいがある」「自分が関わった商品を街中で見られる」といった、仕事の魅力を感じる声が寄せられました。
一方で、待遇面や教育制度の充実を求める意見もあり、未経験者が安心して挑戦できる環境づくりの重要性がうかがえます。
製造業への理解を深めるためには、職場見学など実際の現場を知る機会が大切です。
イメージだけで判断するのではなく、まずは現場に触れてみることが、モノづくりの仕事と新たな人材をつなぐきっかけになるのかもしれません。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupと株式会社スタッフブレーンによる調査」である旨の記載
・株式会社スタッフブレーン(https://www.staffbrain.com/)へのリンク設置
【株式会社スタッフブレーンについて】
本社:〒323-0807 栃木県小山市城東2-19-13
代表者:代表取締役社長 清水 貴士
TEL:0285-21-0211
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア