博多織「OKANO」は、11月29日(木)~12月2日(日)の期間、世界的なアーティストとのコラボレーション作品を『OKANO』六本木店にて展示。12月2日(日)の最終日15:30からはアーティスト小松美羽、デザイナー鷺森アグリとともに一般向けにトークイベントを開催する。
今回の展示では、アーティスト小松美羽の「美しい羽」アート・プロジェクトと、ファンションデザイナー鷺森アグリがイマジネーションを湧かせた小松美羽自身に捧げる「DEAR_小松美羽」を作品テーマにした、2人の感性の融合による新しい着物「鳳凰の分前」を発表。
「美しい羽」は、『OKANO』が象徴としている“鳳凰”を小松美羽がアートするプロジェクト。「DERA_小松美羽」とは、ファッションデザイナー鷺森アグリが尊敬するアーティスト小松美羽のためにファッションを制作するプロジェクトだ。圧倒的な存在感と迫力のある小松美羽のライブペイントからインスピレーションを得た鷺森アグリが“色の飛沫”をテーマに作り上げた。
『OKANO』の象徴の“鳳凰”は、陰陽五行の思想をカタチにしたとされ、鳳が雄、凰が雌で、陰陽を表し、羽根の五色は五行で示される五徳を表している。「仁・智・礼・信・義」は「青・黒・赤・黄・白」に対応しており、鳳凰の羽から降り注がれる五色は、地上の人々に彩り豊かな暮らしと人間が備えるべき五徳の教えを広めている。
小松美羽のライブペインティングは、まさに「美しい羽」=「鳳凰の羽根」から放たれる五色そのもの。その分前を着物に封じ込めたのが今回の作品「鳳凰の分前」。『OKANO』の着物を舞台に、小松美羽と鷺森アグリが協演し、新しいハイブリッド着物が誕生した。
■「OKANO 六本木ヒルズ店」
住所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ けやき坂通り