新型コロナウイルスが猛威をふるう中、手洗いの徹底やアルコール消毒などとともに推奨されているのが十分な睡眠とバランスのよい食事を摂って“免疫力”を高めること。
今回は、食生活から免疫力アップにアプローチできるレシピ集「なんとなく不調をととのえるスープ」を紹介しよう。
動物性たんぱく質を使わないスープレシピ本
「なんとなく不調をととのえるスープ」1500円(税抜)は、不定期で東京・表参道のサロン「omotesando atelier」にて「ととのえる食事会」を開催している鈴木愛さんの著書。2019年11月に発売され、この度4刷重版が決定したレシピ本だ。
本書で紹介されているのは、動物性たんぱく質を一切使わず、野菜の力を最大限に活かして作るからだにやさしいスープレシピ。
体をととのえる最初の一歩として紹介されているのは、野菜だしのスープ・しいたけだしのスープ・玄米スープの3つ。いずれもだしやおもゆのように体にしみわたり、“なんとなく不調”に苦しむ体をととのえてくれるという。
レシピとともに免疫力を高める食材を紹介
いくつかレシピを紹介しよう。外食が続いたときには、動物性の脂や酸化した油を体中で中和させてくれるといわれる“しいたけ”を使った「しいたけだしのスープ」がおススメ。干ししいたけをゆっくりもどし、ゆっくり煮るのがコツだ。
「ごぼうのポタージュ」は、免疫力を高める代表的な食材のひとつ“ごぼう”を使った一品。ごぼうに含まれる食物繊維には感染症などに対する抵抗力をつける成分が含まれているのだとか。ごぼうを油で炒めたあとに水を少量加えて蒸し煮を繰り返すことで、独特のえぐみがなくなって甘みがたった味わい深いスープが完成する。
1日1回をこのやさしいスープに置き換えるだけで、確実に体が変わるというレシピが詰まった一冊。モデルのSHIHOさんも推薦する「なんとなく不調をととのえるスープ」で、免疫力を高めてウイルスに感染しない丈夫な体を目指そう!