東北6県50社以上の商品が予約購入できる特設サイト「#tohokuru(トホクル)」が、4月20日(月)より公開された。同サイトは、東北6県の伝統工芸・クラフト・地域食品を扱う「東北スタンダードマーケット」が手掛けるものだ。
東北三大祭りが開催中止に
現在、新型コロナウィルスの影響により全国でさまざまな催事が中止になっている。東北も例外ではなく、東北三大祭りの青森ねぶた祭り・仙台七夕まつり・竿燈まつりなどが中止になった。
日本を代表するこれらの祭りには、例年全国から多くの観光客が訪れ、多くの地場産品はこうしたイベントや観光によって対面で販売されるため、販売の機会を失っている事業者も少なくない。特に伝統工芸品や地域食などは、家族経営など小規模で運営している場合が多く、そもそも後継者問題を抱えているこの業界で、新型コロナウイルスによるダメージは致命的だという。
あなたのおうちに東北が来る「トホクル」
これを受け、2010年から東北の文化を発信してきた「東北スタンダードマーケット」では、イベント中止によって行き場のなくなった品々を届けるウェブ上での販売イベント「#tohokuru」を立ち上げた。
祭りやイベントがあれば“誰かと出会うはずだった東北の品々”。同サイトでは、そんな東北の作り手が心を込めて作った品々を手に入れることができる。
予約受付期間は、4月27日(月)〜5月10日(日)。なお、商品は5月15日(金)から順次発送され、約1カ月以内には届くという。
「#tohokuru」で東北生まれの品々を手に入れれば、観光に行けなくても東北の匂いを感じられ、またいつか東北に行くきっかけになりそう。
公式フェイスブックページ
最新情報をFacebookで受け取ろう!