85年の歴史を持つ築地の場外市場。だが、新型コロナウイルスの影響を受け、築地場外市場と築地の飲食店は大きな打撃を受けているという。
「READYFOR」で支援募集
そんな築地を支援すべく、若手経営者と築地界隈の飲食店で組織する「築地はしご酒実行委員会」では、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を活用し、資金調達を実施。
6月1日(月)~7月21日(火)23時の期間、「85年続く築地の場外市場と築地の飲食店を守りたい 築地応援プロジェクト」として、300万円を目標に掲げ、支援金を募集する。
約50店舗が参加
このプロジェクトでは、支援金を各店舗へ応援資金としてそのまま配分。「やくそくお食事券」で参加店舗にてお得に食事ができるコースも用意されている。
参加店舗は、すしざんまい(築地周辺8店舗)・寿司清(本館・新館)・すし大(本館・別館)・築地長生庵などの約50店舗。
また、プロジェクトでは一般財団法人創発プラットフォームのマザー募金プロジェクトに参画。コロナウイルスと闘ってきた築地の地域医療を担う医療従事者へ「やくそくお食事券」110万円の寄贈も実行する予定だという。
3種類のリターンを用意
支援方法には、コロナウイルス収束後に参加店舗で利用できる「やくそくお食事券コース」、全国の支援者へ築地の名店の食材を届ける「築地の名店お取り寄せコース」、食事券・商品なしで応援する「支援金コース」の3種類を用意している。
「やくそくお食事券コース」
「やくそくお食事券コース」は、3000円(3000円分お食事券×1枚)・5000円(1100円分お食事券×5枚)・1万円(1100円分お食事券×10枚)から選択可能。チケットは8月中に支援者に送付し、2021年3月末まで使用できる。
「築地の名店お取り寄せコース」
「築地の名店お取り寄せコース」5000円は、松澤商店(産直 旬のお野菜セット)・鳥藤(鶏鍋セット)・近江屋(牛肉・ローストビーフセット)などを用意。詳しいセットの内容は、ファンディング中にサイト内にて随時公表するという。
「支援金コース」
「支援金コース」では、3000円から50万円まで支援金を受け付け、支援額に応じた「築地はしご酒グッズ」などのリターンを提供。
なお、同プロジェクトはAll or Nothing方式なので、ファンディング達成しなかった場合は不成立となる。
詳細は、クラウドファンディングサイト「READY FOR」の同プロジェクトサイトをチェックしよう。活気ある築地を取り戻すため、築地場外市場の食文化、そして美味しい飲食店を守るため、みんなの力を合わせて支えよう!