日本茶の新ブランド「CraftTea.tokyo(クラフトティー・トウキョウ)」は、高級日本茶が月額2,000円で飲み放題になるサブスクリプションサービスを、東京・新宿の小田急エース北館地下街で10日10日(土)から販売開始する。
上質なお茶を適切な価格でたくさんの人に
「CraftTea.tokyo」は、“事業を通じて地域課題を解決する”を経営理念に今年設立された「KAWANEホールディングス」が立ち上げた日本茶ブランド。
同社がある静岡県川根本町は、令和2年第74回全国茶品評会で産地賞を受賞し、個人賞でも普通煎茶4㎏の部で上位に入賞するほどのお茶の産地だ。
しかし茶業は、栽培面積や生産量の減少、後継者不足など、悪化の一途をたどっていて、数百年の歴史を持つ「上質なお茶を作る技術」が失われつつある。
そこで同社は、全国の産地や農家から「シングルオリジン」(農場や生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄としたもの)のお茶を仕入れ販売する「CraftTea.tokyo」を立ち上げ、上質なお茶を適切な価格でたくさんの人に届けられる仕組みとして、“サブスクリプション型”のサービスを開始。今回、食マーケティング総合企業「favy」社が小田急エース北館地下街に新規オープンする「サブスクスタンドフラット」で、テスト販売をスタートする。
高級日本茶が月額2,000円で飲み放題
「サブスクスタンドフラット」は、サブスプリクションでドリンクを販売する店で、「CraftTea.tokyo」は高級日本茶が月額2,000円(税込)で飲み放題となるプランを実施。
「favy」が運用するアプリをダウンロードして会員になると誰でも利用可能で、マイボトルを持参すれば、いつでも回数制限なく温度50℃でじっくり抽出した「高級日本茶」と、4gの「ティーパック」を入手できる。日本茶の残量が少なくなったら、水またはお湯を継ぎ足せば1日中楽しむことが可能だ。ペットボトルのお茶と違って、ボトルを再利用することで脱プラスティック社会にも貢献できる。
第一弾は5種の高級日本茶が登場
第一弾として提供するお茶は、農林水産大臣賞など数々の受賞歴のある石川製茶(静岡県島田市)の茶師・石川幹浩氏が厳選。静岡県牧之原市の「つゆひかり」「べにふうき」・静岡県島田市の「やぶきた」・鹿児島県南九州市知覧町の「あさのか」「さえみどり」の5種類で、どれも日本茶カフェで飲めば1杯1,000円はする高級日本茶ばかり。
マイボトルを持参して、「CraftTea.tokyo」の高級日本茶をたっぷり味わえるサブスクリプションサービスを活用してみては。
■「サブスクスタンドフラット」
住所:東京都新宿区西新宿1丁目西口 小田急エース北館地下街1号 39番区画
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