島々の造り手たちとともに、島々の大地の恵みを活かした飲み物づくりを探究するレーベル「ISLANDS BEVERAGE(アイランズ ビバレッジ)」から、新作「T CACAO GIN(ティ カカオ ジン)」が登場。1月27日(水)に伊勢丹新宿店、1月29日(金)に「LIQUID(リキッド)」各店と台湾にて発売される。
沖縄の2社とコラボレーション
沖縄県の飲むにまつわる専門店「LIQUID」が主宰する「ISLANDS BEVERAGE」。
12月に発売した「O LEMON GIN」に続く第2弾となる今回は、
海外の品評会で高い評価を得る沖縄県那覇市首里の泡盛蔵「瑞穂酒造」がお酒造りに、
沖縄県中頭郡北谷町のチョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)」がジンの香りのキーとなるカカオの選定および焙煎に協力。
また、ラベルには、沖縄県出身の美術家・TOM MAX(真喜志勉)が2014年に制作し、沖縄県立博物館・美術館が所蔵する作品「黙視」の一部分を使用し、
同作品全体を2色で印刷した包装紙でボトルを包んでいる。
有機栽培のカカオを泡盛に浸けて蒸溜
起源は薬用酒と伝わる、蒸留酒のジン。沖縄と台湾、隣接する2つの島で育まれた、素材・技術・芸術の融合によって、新たなアイランドジン=命薬(ぬちぐすい)が完成した。
「T CACAO GIN 1st」500ml/5,000円(税抜)は、沖縄と台湾で造られた2種類の泡盛をベースに、キーとなるボタニカルには台湾産カカオを使用したアイランドジン。
カカオは、「TIMELESS CHOCOLATE」が提携する台湾・屏東県の農園で有機栽培された希少なクリオロ種、ファラステロ種、トリニタリオ種の3品種を使用。カカオ豆は、ニブ(実≒胚乳)とハスク(外皮)に分け、各部位に相性のいい泡盛を厳選した。
カカオのニブは沖縄・本部町のヒカンザクラから分離したさくら酵母で造った沖縄製造の泡盛に、外皮の殻(ハスク)は台湾産のお米を原料に造った台湾製造の泡盛に、それぞれ浸漬して蒸溜している。さらにジンの香りのベースとなるジュニパーベリー、沖縄県産のピーチパイン、コリアンダーシードを泡盛に浸漬&蒸溜。カカオを含む複数の原酒を、独自に導き出したブレンド比率により調合して仕上げている。
カカオが魅せる彩り豊かな表情を味わう
味わいは、南の島を想起させるフレッシュかつ甘美なカカオの香り、果物のようなフルーティさ、そしてダークチョコレートのようなビターな余韻が感じられ、カカオが魅せる彩り豊かな表情が楽しめる。ストレートやロック、ジントニックはもちろん、ミルクとの相性もグッド。カクテルの「カカオネグローニ」にすると、まさにチョコレートのような艶やかな味わいを堪能できる。
生産本数は218本で、2nd batchは2021年秋にリリース予定。販売方法の詳細は、「LIQUID」のSNSで告知されるので、チェックしてみて。