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京都大江地域に、観光客も利用できる住民のマイカー送迎サービス「鬼タク」登場!

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鬼伝説が残る大江山の麓、京都・福知山市の大江地域で、観光客も利用できる住民のマイカー送迎サービス「鬼タク」が、7月1日(木)よりスタートしている。

交通空白地を救う“助け合い交通”


「鬼タク」は、地域組織「大江まちづくり住民協議会」と、運営協力する地元タクシー会社「ふく福タクシー」による京都府初の「事業者協力型有償運送」の取組み。

過疎化に伴い公共交通サービスの維持・確保が厳しさを増す大江地域にて、地域住民の日常的な移動手段を確保するために誕生した。

「鬼タク」は、「自家用有償旅客運送」という制度のうち、バスやタクシーなどの公共交通では地域住民の移動手段が十分に確保できない場合(=交通空白地)に、地域組織やNPO法人等が自家用車を使用して、営利とは認められない範囲の運賃で運行する「交通空白地有償運送」という運送制度を活用したもの。


運転会員として「大江まちづくり住民協議会」に登録した地域住民が講習を受講してドライバーとなり、同じく大江地域に住む移動手段に困っている住民を送迎する、地域主体の“助け合い交通”が可能となった。

地域住民の利用は、会員登録をしている大江地域在住の人が対象。大江町内全域を運行しているので、バス停や駅までの移動など、自宅の前から目的地まで地域内の移動に便利だ。

運賃は、片道400円/回の均一運賃となっており、乗合の場合はひとりごとに運賃がかる。

「鬼エリア」の観光にも利用できる

また、地域住民の生活利用のほか、観光利用として運行することも特徴。


昨今の鬼ブームにより、大江山や鬼の博物館など観光資源のある「鬼エリア」として注目が高まっている大江地域。土・日・祝日に訪れた観光客も「鬼タク」を利用可能だ。


観光目的での利用は、大江駅から観光地を結ぶ定路線運行で、運行路線は『大江駅~元伊勢外宮豊受大神社~元伊勢内宮皇大神社~元伊勢天岩戸神社~二瀬川渓谷~酒吞童子の里(大江山グリーンロッジ・日本の鬼の交流博物館)~⿁嶽稲荷神社』と、『大江駅~あしぎぬ大雲の里~才ノ神の藤』の2種。

こちらは、片道800円/回の均一運賃。同じく乗合の場合はひとりごとに運賃がかる。

利用方法の詳細は、福知山市の公式サイトでチェックしてみて。

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