真鯛の養殖を手がける熊本県熊本市のふく成は、「鯛の○○シリーズ」の第1弾として、真鯛100%使用の「鯛のかつ」1,680円(税込)を、8月2日(水)から産直ECサイト「食べチョク」にて先行発売している。
「宝の海」の真鯛を全国へ
ふく成は、昭和35年創業。元々漁師だった平尾福雄氏が、「とる漁業」から「育てる漁業」に業種を転換し、山々に囲まれた不知火海にある県内唯一の離島・天草市御所浦町で真鯛の養殖をスタートさせた。
山から豊富な栄養分が流れ込む不知火海は「宝の海」とも呼ばれ、養殖真鯛の生産は全国的にも知られている。
卸売り専門だった同社は、新型コロナウイルスの影響で売上が7.5割減となったため、今年4月からはECサイト・自社販売サイトを通じて、大切に育てた「とらふぐ」「真鯛」を全国に販売。「御所浦町で育てた良質な魚を全国、そして世界へ」という想いで日々新しいことにチャレンジし、御所浦町の島民や天草の自然に恩返しすることを目指している。
鯛を子どもが好きな揚げ物に!
「鯛のかつ」は、こどもにももっと魚を食べてもらいたいけれど、どうしたらこどもが好んで魚を食べてくれるだろうと考えたことがきっけで開発がスタート。こどもは唐揚げなどの揚げ物が好きだというヒントから、鯛を揚げて骨なしでガッツリ食いつける「鯛カツ」にしようという発想に至り、「鯛のかつ」が誕生した。
同商品は、「熊本県適正養殖業者認証制度」を取得した安心安全の真鯛を使用。熊本県天草産の真鯛の身を100%使用し、熊本県天草産の塩のみで味付けしている。冷凍のまま180℃の油で7~8分揚げて、中まで火が通ればOK。天草の塩で味付けしているので、揚げたてそのままでも食べられるが、好みで醬油やソースなどを付けるのもオススメだ。
宝の海・不知火海の真鯛を使った「鯛のかつ」を、家族で味わってみては。