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知識より自分だけの楽しみ方がわかるワイン指南書『ワインの噓』が発売

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大和書房から、宮嶋勲・著『ワインの嘘』が8月18日(水)に発売される。

「ワインは好きだけど、よくわからない」人へ

ワイン好きには「ワインについて何も知らないので」と恥じ入る人もいるが、そもそもそれはおかしいのではと感じ、ワインは理屈抜きで自由に楽しめるものではないかと著者の宮嶋氏は語る。

しかしなぜかワインは“わかる必要がある”“楽しむには知識がいる”といった奇妙な誤解が幅を利かせている。『ワインの嘘』1,760円(税込)は、そんな不毛な「ワイン信仰」を捨て、好きなようにワインを楽しむための書籍だ。


ワインに関するやマナーが招く最大の弊害は、ワインを心おきなく楽しめなくなること。同書は、ワインの飲み方を一度や二度しくじったところで、傷は小さく、ワインに教養はいらないことを気付かせてくれる一冊となっている。

「いつものワイン」を持てる幸せを感じよう

イタリアにおけるワインは、まさに日常に溶け込んだ庶民的な飲み物だという。食卓に必ずあるもので、アルコール飲料という意識すらなく、日本で言えば番茶のような位置づけなのだとか。日本人でも食卓に出される番茶に際立った高品質を求める人は少ないように、イタリアでもワイン自体の香り、味わい、品質に対する要求は高くはなく、食事に寄り添い、食事をより美味しく感じさせてくれればそれで十分と考える人がほとんどであるそうだ。

際立った香りや味わいを持つわけではないが、どんな料理にも合い、飲み飽きしないワイン。「間違う自由」を謳歌し、「いつものワイン」を持てる幸せを感じよう。

『ワインの嘘』を読んで、自分だけのワインの楽しみ方を見つけてみては。

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