いきものの魅力をクッキーで表現し続けているいきものクッキー専門店「kurimaro collection」が、下水によるCOVID-19流行検知や微生物による下水処理を研究している金沢大学の本多了准教授と共同開発した「微生物クッキー」を、8月17日(火)〜11月10日(水)の期間限定で販売中。購入は、店舗や公式サイトなどにて。
微生物は身近なヒーロー!
新型コロナウイルスの流行によって、肉眼では見えないミクロの世界との関わり方を考えざるを得ない状況になっている今。微生物に対して悪い印象を持ちがちだが、人の体内整備や、環境保全、エネルギー循環など、人に恩恵をもたらす微生物もたくさん存在する。
また、人との関わりが密接なものの、発見されている微生物はごくわずかと考えられており、未知微生物の発見や応用への研究は、環境・健康福祉・産業応用面から持続可能な社会を創るために重要性が拡大しているという。
微生物の個性やつながり・機能に着目
あらゆるいきものを主人公と捉える「kurimaro」では、今年の梅雨時期限定でカビ菌を主役にした“カビーンズ”を販売し、好評を博した。
今回は微生物の個性やつながり・機能に着目。“微生物はヒーロー”と考える本多了准教授と共鳴し、社会を良くするために活躍している微生物たちの存在を知ってもらうことを目的にコラボレーションが実現した。
バリエーション豊富なクッキーを用意
「微生物クッキー」432円~(税込)には、水をきれいにする部隊の、アナモックス・ツリガネムシ・ピイロディナ・パオ・ゾーグレアや、
ごみや汚れた水からエネルギーをつくる部隊の、ロドシュードモナス・アセトバクター・シェワネラ・メタノサルキナ・ボツリオコッカスがラインアップ。
さらに、教科書に出てくる微生物として、アメーバ・ツヅミモ・アオミドロ・プラナリア・ミドリムシ・ワムシ・ミカヅキモ・ミジンコ・ゾウリムシ・クマムシ・クンショウモ・ラッパムシ・ボルボックス・イカダモなども用意されている。
今後は、人間の体内を整える部隊など、身近な微生物に焦点をあて展開していくという。
トークイベントも開催予定
また、秋頃には、微生物の生き方や多様な能力について解説をする、本多了准教授と「kurimaro」のトークイベントも開催予定。
顕微鏡を覗いたような世界観で、知的好奇心をくすぐる「微生物クッキー」をチェックしてみて!
■kurimaro collection
住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1