千葉県松戸市にある「湯浅栗園」にて、8月末から9月末にかけて3種類の「栗拾い」が楽しめる。
最盛期を迎えた栗が3種類
代表である湯浅長久(ゆあさながひさ)さんが35年ほど前に始めた「湯浅栗園」。15年ほど前に植えた栗の木が最盛期を迎えている。同園では、8月末から9月末にかけて「出雲」「国見」「筑波」の栗拾いが楽しめる。運営する湯浅尚子(ゆあさなおこ)さんによると「2019年9月に千葉県全域を襲った台風で湯浅栗園にも大きな被害が出ました。折れずに残った木の多くが弱ってしまい折れやすくなったため、昨冬、全体の3割にあたる50本ほどを植え替えました。大きい木を切ったことで日当たりが良くなり、今年はさらに大きい実がなっています。新しく植えた苗木も順調に成長しています。この機会にぜひご来園ください!」とのこと。
木から落ちた熟した栗を拾う
栗は、表面にツヤがあり、ふっくらと丸みがあって皮部分の茶色がより濃いものがおいしいと言われている。栗を刈り取るのではなく、「栗拾い」が基本。栗は熟すと自然に木から落ちるため、落ちたときが食べ頃だ。拾うときはイガの両側を靴で踏んで、押さえながら実を取り出すと安全に収穫できる。
保存は冷蔵庫で1週間、冷凍もOK
収穫した栗は、ビニール袋に入れて冷蔵庫(チルド室)で1週間は保存可能。1週間を越える場合は、新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷凍保存する。調理方法は簡単で、30~40分ほどゆっくりコトコト煮て、そのまま煮汁に約10分入れたまま蒸らすと、ホックリとおいしく食べられる。栗の渋皮煮や栗ごはんが人気の食べ方だ。
同園は、JR東松戸駅・北総線東松戸駅の東口から徒歩10分。開園予定日は、8月29日(日)、9月1日(水)、3日(金)、5日(日)、8日(水)、11日(土)、12日(日)、15日(水)、18日(土)、19日(日)、21日(火)、23日(木)、25日(土)となっている。天候や成育状況により開園日が変更となる場合がある。入園無料、栗は持ち帰り~1kg/800円(税込)。
新型コロナウイルス感染防止のため、マスクを着用し手洗いを済ませての来園を。なお、今年はトング、ゴム手袋の貸し出しはない。
気になる人は、「湯浅栗園」をチェックしてみて。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000015010.html