Vibinが運営する、食品ロスを削減する活動を行う「REシクル」は「米ぬか」を活用した軽井沢発の「おかず米ぬか」の全国販売をスタートする。「おかず米ぬか」は、これまで捨てられてしまっていた食材を活かす事で、「美味しいものを届けたい生産者」と「美味しいものを食べたい消費者」が食文化を共創できる仕組みを作りたいという想いをもとに、軽井沢のインターナショナルスクールの高校生が1から開発した商品だ。

日々の食卓で健康に環境を救う

「REシクル」は、2018年から本来捨てられるはずの農業副産物を有効活用した商品の開発に取り組み、主な原材料に農業副産物である米ぬかを使った「おかず米ぬか」を開発。同商品は、炒った米ぬかの香りや甘みを活かしながら、ゴマ、醤油、海苔や鰹節を混ぜ合わせ、日本人に親しみのあるどこか懐かしいおかかのような味付けに仕上げた。ふりかけとしてはもちろん、お茶漬け、副菜にと、何にでも使える万能調味料だ。安全で素朴な味わいのため、小さな子どもから年配者まで、誰でも楽しんでもらえる。化学調味料、保存料、香料などの食品添加物を一切使わず、どの家庭にもあるような、自然で安全な食材だけを使用。日々の食卓に美味しく手軽に栄養が加えられる。

製造に使う米ぬかは、地元軽井沢の米農家からもらったもので、地元のものを使うことで、食材調達にかかる環境負荷の削減にも配慮している。「REシクル」は、「捨てる」のが当たり前の「米ぬか」に、新たな命を吹き込み、商品としての価値をつけることで、「食品ロス」から「商品」にアップサイクルし、よりサスティナブルな食活を推進する。捨てられるはずの食材から作られた、地球に優しく栄養価の高い「おかず米ぬか」を試して欲しいという。

いいとこどりの米ぬか

多くが廃棄されてしまう米ぬかだが、美容と健康の面で様々なメリットがある。米ぬかは、食物繊維や良質な脂質が豊富で、強い抗酸化作用をもつスーパーフードとして知られている。運動不足、健康、美容への意識と配慮が高まるコロナ禍で注目の食材だ。

「おかず米ぬか」の価格は1パック(50g)で400円(税込)、3パックで1180円(税込)。9月1日(月)～Amazonで購入可能だ。9月1日(月)から売り切れまで販売するが、追加で再製造、再販売する予定。

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