長野県の茅野駅周辺の賑わい創出を目指し、本のお祭り「まちライブラリー ブックフェスタ・ジャパン2021@ちのセントラル」が、茅野駅周辺とオンラインにて9月18日(土)〜10月24日(日)に開催中だ。
本を通じて人と人をつなぐイベント
「まちライブラリー ブックフェスタ・ジャパン」は、日本各地の私設図書館、公立図書館、書店、本に関わる活動をしている個人などと連携して、本を通じて人と人をつなぐイベント。昨年開催された「まちライブラリー ブックフェスタ・ジャパン2020」では、北海道から宮崎県まで全国17都道府県で、リアルとオンラインの計165件のイベントを実施した。
今回は、人々の行動・活動・駅周辺空間の日常に変化を与えることで“にぎわいのある茅野駅周辺”を目指す、公共空間利活用の社会実験としての開催となる。
本の力で駅前空間は変わる?
オープニングには「オンライントークイベント」を実施。『本の持つ力とまちづくり』をテーマに、本にまつわる場所の事情を良く知るオピニオンリーダーたちが語りあう。
9月18日(土)は、“本の力で駅前空間は変わるの?「茅野の挑戦」”。元県立長野図書館長の平賀研也氏、「一箱古本市」創設者の南陀楼綾繁氏、まちライブラリー提唱者の礒井純充氏が登壇する。
19日(日)は、“本の力で駅前空間を変える!「茅野からの提言」”。小説家の仁木英之氏、KADOKAWAエグゼクティブ・フェローの井上伸一郎氏、森ビルメディア企画室部長の矢部俊男氏が登壇する。
なお、トークの視聴には事前の申込みが必要となる。
本にまつわるコンテンツが盛りだくさん!
10月23日(土)・24日(日)は、ワークラボ八ヶ岳と茅野市民館イベントスペースにて「植本祭」を開催。あらかじめ決められたテーマに合った本を持ち寄り、自己紹介しながら本の感想などを共有し、参加者同士で各テーマについて語り合う。テーマは、科学好き集まれ!(元気象庁職員)、サバイバルに生きる(菊農家)、八ヶ岳のホップとビールの話(クラフトビール会社代表)など20以上。こちらは、10月6日(水)から申込受付開始となる。
またこの2日間は、茅野駅東口と西口を結ぶ自由通路に机1つ分の「古本屋」がずらりと並ぶ「自由通路古本市」も開催。貸し出し自由な本棚も設置される。
このほか、同イベント開催期間中は、本が入った箱を置き手に取った人との交流を楽しむ「本の巣箱」や、スタンプラリーも開催される。
参加申込み・イベント詳細は、「まちライブラリー ブックフェスタ・ジャパン2021@ちのセントラル」公式サイトにて確認を。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、内容が変更になる場合がある。