フードテックベンチャーのネクストミーツが、ツナを植物性タンパク質で再現した代替食品「NEXTツナ」の商品化に成功し、10月より発売予定だ。
代替肉、代替卵に続き代替シーフードも開発
“地球を終わらせない。”を理念として掲げ、子どもたちの明るい未来のために代替肉で気候変動問題の解決に取り組むネクストミーツ。これまで世界初の焼肉用代替肉「NEXT焼肉」シリーズや鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などをリリースし、最近では代替卵「NEXT EGG 1.0」の商品化にも成功している。
そんな同社が今回、魚(ツナ)を代替した商品「NEXTツナ」(植物性100%)の商品開発に成功した。
将来起こりうる水産物危機を防ぐために
日本における漁業総生産量は1984年の1282万トンをピークに減少していき(※1)、2019年の時点で約420万トンとなっている。そして、そのうち約22%を養殖業に頼っているのが現状だ。(※2)
これから先、漁業においても持続可能性(サステナビリティ)は最も優先しなければいけない項目の一つであり、ネクストミーツは代替シーフードを広めていくことで、海の環境を守りつつ将来起こりうる食料(水産物)危機も防いでいきたいと考えているという。
ネクストミーツ初となる魚の代替商品「NEXTツナ」を、この機会にチェックしてみて。
※1 参考:水産庁 「平成30年度以降の我が国水産の動向」
※2 参考:農林水産省「令和元年漁業・養殖業生産統計」
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