オンラインだからこそ公開できる酒蔵見学を通して、味だけでは伝わらない想いや文化・こだわりを蔵元と利酒師がインタラクティブに伝えるツアーが11月6日(土)に開催される。
銘柄付きのオンラインツアー
第2回となるオンラインツアーは、「日本酒品評会“金賞”常連蔵から、限定流通・希少な銘柄付き!鶴乃江酒造&辰泉酒造オンラインツアー!」と題して11月6日(土)の17:30~19:00に開催される。参加費は5,000円だ。
通常は保菌の問題で観光客に開放できない酒蔵の見学体験や、蔵元・利酒師とのライブでの会話を通したインタラクティブな参加を実現する。
新たなファン獲得を目的に
鶴乃江酒造や辰泉酒造のある会津の酒造りは、およそ400年にも及ぶ長い歴史と文化がある。酒蔵独自の創意工夫、杜氏の伝統技術により様々な日本酒が生み出されてきた。これまでは観光客や飲食店などで会津の日本酒に触れる機会が創出されてきたが、新型コロナウィルスの影響により、観光客の減少や、飲食店の時短営業などにより新たなファンを獲得する機会が減っている。
そこで会津地酒支援プロジェクト実行委員会、ノットワールド、楽天グループと、会津の酒蔵を中心とした酒販店、飲食店、宿泊施設、利酒師など地域の事業者が連携し、酒蔵のオンライン体験による実証事業を10~12月に実施することとなった。
好評だった第1回オンラインツアー
10月2日(土)に実施された第1回「宮泉銘醸酒蔵オンラインツアー」では、全国から30名が参加。参加後のアンケートでは、満足度は5点満点中4.8点と高評価だった。ツアーに参加して「実際に現地に行きたいと感じましたか?」という設問では9割の参加者から5段階中5点の「是非行ってみたい」という回答を得られたという。
会津の酒蔵を活性化させることにもつながるオンラインツアーの詳細や予約は、公式サイトをチェックしよう。