管楽器専門店「ドルチェ楽器 大阪店」が、大阪・角田町へ移転し、より広く新しい店舗として11月3日(水)にグランドオープンする。
日本の音楽文化の中心となる店舗に
1988年、大阪・南森町にオープンした「ドルチェ楽器 大阪店」は、1994年に現在の茶屋町へ移転。今回、事業拡大およびサービス拡充のために、隣町の大阪・角田町へ移転する。
地下1階、地上4階の全5フロアで構成されており、広さは合わせて約950㎡。高級感あふれる落ち着いた店内で、国内外から厳選された銘器の数々を見ることができる。管楽器専門の音楽教室やコンサートホールも併設され、大阪、ひいては日本の音楽文化の中心となる店舗を目指していく。
世界の銘器が一堂に揃う
3Fの「フルート&木管楽器 サロン」は、 広いフロアに、Dolce Original Brandのフルート(パウエル、ヘインズ、フォリジほか)、オーボエ(ロレー)、クラリネット(バックーン、ヴーリッツァ)をはじめとした世界の銘器が一堂に取り揃えられている。ファゴットやピッコロ、アルトフルート、イングリッシュホルンも豊富で、小物やアクセサリー類はフロア中央に展示。ショーケースには木管楽器にとってベストな湿度が一定に保たれるシステムを導入した。
また、楽器選定用の試奏室が2部屋用意されている。
2Fの「金管楽器&サクソフォン サロン」は、Dolce Original Brandのホルン(シュミット、デュルク、オットー、ブリッツ、ルーカスほか)、トランペット(レヒナー、DTS)、トロンボーン(リッティン、トローヤ、ハーグ)や、アレキサンダー、ヤマハ、バック、セルマーなど、国内外の有名ブランドが世界にも類をみない品揃え。フロア中央には「サクソフォン・タワー」が配置される。
さらに、完全防音の試奏室が4部屋も用意されているのもポイントだ。
音楽教室やコンサートホールも
1Fは、30年の歴史を持つ音楽教室「ドルチェ・ミュージック・アカデミー Osaka」。移転を機に生まれ変わり、さまざまなコースが用意されており、第一線で活動する講師陣と、完全防音や空調設備が整った広く快適なスタジオで、管楽器を奏でることの楽しさを味わえる。
B1の「ドルチェ・アートホール Osaka」は、140席を保有するコンサートホール。ほどよい客席数で理想的な音場空間が体験できる。これまでほかの4店舗でコンサート専用サロンやホールを設けてきたノウハウを活かして、心地のよいサウンドを創り出す音響反射板、画期的な空気調整システムやダイキン工業開発のストリーマ除菌ユニットの導入などさまざまな工夫が凝らされており、奏者がより演奏しやすく、オーディエンスには最適な響きで音楽を受け取れる環境を叶えている。
4Fには本部オフィスとテクニカルセンターも備え、一棟すべてが「ドルチェ楽器」。
また、館内では従来の20%増で換気を行うなど最新の感染対策を講じて営業する。
■ドルチェ楽器 大阪店
住所:大阪府大阪市北区角田町2-7